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日野自動車(株)【7205】の掲示板 2022/09/08〜2022/09/15

業績の低迷した子会社へ出向を命じられた本社取締役は「きみの力で何とか立て直してくれ、二・三年したら戻してやるから」と、トップからの口約束を信じて社長に就任するが、その多くは業績を上げることができず、「片道切符」に終わる。さて小木曾社長のケースを見てみよう。彼は去年の6月に執行役員から日野に就任したが、去年の当期利益は847億円強の赤字だった。しかし今期の1Qの経常損益は74億6900万の黒字である。コンセンサスは8億2500万円の赤字だったから、彼は予想をいい意味で裏切ったことになる。だが彼はいま、「不正発覚」と出荷停止処分により、国交省やお得意様に謝罪の日々を送っているのであろう。あるいは2Qの決算を前に苦悩の日々を送っていることは察するに余りある。しかし業績を四半期だけど、見事に回復させた彼を、情の厚い(誰かの投稿を参照)豊田社長が見捨てるだろうか。おそらく11月の人事刷新によりトヨタに復帰させ、しかるべきポストを与えるのではと考える。その理由は小木曽氏が61歳とまだ若く、日野を「死に場所」にするには惜しい有能な人材だからである。そして後任には日野の古参の役員を昇格させるかもと書いたが、もしかしたらかつて万策尽きた日産がゴーンという名の守銭奴をCEOに据えたように、外人さんを社長にすえるかもしれない。そしたら日野はどうなるんでしょうね。