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投稿コメント一覧 (28コメント)

  • >>No. 454

    偽計業務妨害罪は、虚偽の風説を流布し、又は偽計を用いて、人の業務を妨害することで、刑法犯罪ですね。犯罪である以上は、検察の提捜査・立件によって裁判が始まるもので、検察が捜査しない時、被害者は告訴によって立件を求める分けです。
    ツムラは、告訴知するほどにの被害はなく、刑事罰を求めなくても現状復回復は出来ると判断し、その通りになったというわけでしょう。

  • 昨年の記事によって新潮を、偽計業務妨害で告訴しても、検察は動かなかったであろう。だって、たいして、業務は妨害されていなかったから・・・。ツムラの売り上げは相変わらず前年アップで終わっているし、株価も3000円台をやっと超えたものが、今は4000円台に上がっている。恐らく、ツムラのIR活動やMRによる医療機関への説明が功を奏したのであろう。
    勿論、民事訴訟の手も有るが、「金持ち喧嘩せず」の鷹揚な態度が好感度を上げたのかも知れないね。

    今時、ひとつの雑誌がヒステリックに一企業を誹謗中傷しても、新聞や他の雑誌、テレビが後を追わなければ、対して信ぴょう性は無いと、一般市民も冷静にかまえる知恵がついたという事だ。逆に、森友や加計問題みたいに複数の報道機関が取り上げたら、殆どアウトという事だろうが・・・。

    さて、今回の、ツムラの「漢方診療に対する姿勢」に関することだが・・・、実際に医療機関から返品の嵐が起きたり、日本で最大の漢方医が加盟する学会である日本東洋医学会あたりが新潮に同調しない限り、「金持ち喧嘩せず」で良いだろう。

  • 以前、searchinaに・・・

    日本製品は細部における造りが「中国企業とは比べ物にならないほど精緻」であり、中国企業はとても敵わないと伝えつつ、たとえ中国国内で生産されたものであっても、日本企業の製品として日本国内で販売されている以上は、「それは中国人消費者にとって中国製ではない」

    という記事が掲載されていた。これは、一面、真実であろう。ただし、中国天洋食品から輸入したJTの冷凍食品の例もあるから、安心はできない。要は、日本の高い品質管理体制が中国でも実践できているかどうかだ。

    ツムラは、開示している品管体制をみればかなり良くやっている企業だと思う。生薬の生産段階でどんな農薬が使われていたかを把握し、それが健康被害に繋がらないよう、最終製品になるまでしっかりチェックをしている。原材料としての生薬・・・、餃子で言えば、ニラや白菜・豚肉・小麦に至るまで・・・、その生産に関与しているという。そこが、JTの餃子事件とは決定的に違うところだ。新潮の昨年12月の批判は、・・・例えば、餃子の皮を作る小麦の一粒ひとつぶまで、誰の作ったものか分からなければ行けないという、一種、言いがかりに近いものであった。ツムラは生産者毎に、直接契約と生産指導をしているので、産地だけなく、栽培した生産団体(日本で言えば農協の末端組織)まで遡ることが出来るという。生薬には、土壌や気候によって中国でしか取れないものもあるし、決められた薬価基準の中で作る以上は採算も考えなければならない。私は、日本と同じ管理体制が出来ていれば十分だと思う。

    最後に、補中益気湯や柴胡加竜骨牡蛎湯が保険外だと言われる意見があるが、これは事実に反している。両方とも健康保険がきく薬だ。

  • まず、フェイクニュースの類いが散見されるので質しておかないと行けないね。

    残留農薬に汚染されたツムラの漢方薬が出回った事実は無いということだ。昨年の新潮の記事は、一部の生薬にツムラが指定した農薬以外の物質が検出されたということで、最終製品が汚染された・・・、というレベルで出荷されたという事では無い。

    さて、副作用だが・・・、蕎麦を食べても死ぬ人がいる以上、食物アレルギー同様に生薬による薬物アレルギーが起こらないと思うこと自体がどうかしている。事実、ツムラの処方手帳を見ると、最も危険なショウサイコトウ等などは、効能・効果の前に赤字で大きく警告が出ている。
    この薬が多く使われていた当時は、今みたいにC型肝炎の特効薬が無い時代で、皆、藁おも掴む思いで使ったのだろう。使用が多ければ副作用が実数として多くなるのは当然だが、恐らく当時でも0コンマ幾つ(%)の副作用率だったであろう。

    次に、新潮の記事は、漢方は東洋医学的な診断が有って初めて患者に出せるという話だ。確かにそれは、一面、正しい。だから、ツムラは必死に西洋医啓蒙活動として色々な地域での医師向けのセミナーをやったり、HP上でも勉強が出来るようにしているのだろう。
    ただし、その東洋医学的な診断と副作用の問題は別で、漢方医が処方すれば副作用が起きないなんて全く言えないということだ。だって、副作用の多くは、アレルギー何だから、それが東洋医学的診断で排除できる分けが無い。
    それより、問題は、副作用に対処出来る環境で出されるツムラの医療用漢方では無いんじゃ無ないかな・・・。ようするに、ナイシトールやカコナール、キオグッド等の一般用の漢方薬や生薬製剤の方が問題じゃ無いかな?(ツムラは一般用の5%しかシェアーが無い)
    まあー、西洋医がしっかり東洋医学的な診断のもとで漢方薬が使えるよう、ツムラには頑張ってもらわなければということだ!

  •  昨年末の新潮の記事は、後追い取材も無いし、友人の医師に尋ねても、話は終わっているようですね。

     その医師に聞くと、恐らくツムラの社員は、医療用の自社製品を最も良く飲んでいるんじゃ無いか?と言っていました。
     それは、抗がん剤メーカーや抗生剤メーカーだと状況が許さなければ飲む機会が無いからだそうです。一方、ツムラのMRは、やれ二日酔いだとか、やれ風邪だとか・・・、更に、単純に疲れた!とか言って自社製品をもらって行くみたいですよ。

     それから、新潮の記事より、文藝春秋9月号の「西洋医学が認めた漢方薬全リスト」という記事の方が面白いですね。米国のメイヨークリニックとか、雑誌のサージャリーだとか、世界的にもメジャーな医療機関や情報媒体の名前が出てるし、何よりツムラのツの字も出て来ないのが凄いね。この手の話にツムラが絡んで無い分けはないのに、一言も触れられて無いところが逆に凄いよ。

     株価は、短期的には、色々有るかも知れないけれど、漢方薬の可能性はまだまだ未知数・・・、って感じだと思いますよ。

  • 食品や医薬品にとって最も大切なのは、トレイサビリティーでは無く、品質管理である。これは当然のことだ。トレイサビリティーは、主に何か起こった時の問題だからだ。
     今回の新潮の記事には、実際に危険なの?と云う核心が見えてこない。中国の製品だから・・・、それだけでは全く説得力がない。

     中国の食品の問題で思い出されるのは「天洋食品汚染餃子事件」だ。中国製食品の安全性に疑問が持たれる大きなニュースであった。しかし、良く考えれば、これをツムラの事案と結びつけるには無理がある。実際に健康被害が起きていないという事は勿論だが、流通が全く違うという事だ。
     この事件の餃子は、材料の調達から製品化までをすべて中国側が担っていた。日本のJTフーズは「どう・・・、ちゃんとやってる?」と、時折見に来るだけだったという。これで最終製品まで出来上がってしまっていたのだ。

     一方、ツムラは産地から送られた生薬原料は、一旦深圳にある合弁会社に集められ、安全性の検査が行われるという。

     ツムラは、今回の報道に合わせて、直ぐにHP上に反論を掲載した。

    「ツムラの 生薬トレーサビリティについて 」
    http://www.tsumura.co.jp/corporate/pdf/20161216_traceability.pdf

     この情報とHP上の情報を合わせると、深圳に集められた生薬は、ツムラ生薬GACPと云う、日局やWHOより厳しい基準に基づいて、200種近い残留農薬をはじめ、重金属や放射性物質・病害虫のスクリーニングが全ロットで行われているという。

     要するに、日本の品質管理体制が現地に持ち込まれているという事だ。・・・これが大切な事だ。中国に進出した家電やPCメーカなどは、「日本の高い品質管理体制」を中国に持ち込んで成功している。中国人が作るから、「安かろう、悪かろう」と云う考え方は、先入観に過ぎない。そう云う場合も有るという程度の事だ。

     ツムラでは、こうして安全性が担保された生薬でエキスを作り、最終製品の手前でも、同じように自社で農薬等の検査を行っている。その点では、日本品質の製品と言って良いだろう。

     勿論、マスコミの使命としては、大企業と言えども性善説に立たず、疑わしきは追及するべきだろう。新潮は、ツムラの品管体制に疑問があるのなら、広報だけでなく、実際に現場に行って取材をすべきであろう。今のところ、本当に「社員は飲んでいないのか?」と同様に、その取材の形跡は認められない。これでは、不安を煽るだけだ。

    中国は、今も世界の工場である。この工場で製品を作る時の心構えはとても大切だと思う。中国の生産者や労働者と良い関係を築きながら、決して妥協しない事が大切だ。

    ツムラは、現在、日本各地で生薬原料の生産に挑んでいるようだ。その場所には、夕張や岩手と云った色々な原因で苦労している地域が含まれている。そして、つい最近は熊本である。偶然かも知れないが、少なくとも脱中国の努力もしているようだ。

    新潮には、しっかりと企業の姿勢を見究めて欲しい。

  • 新潮の記事は、トレーサビリティの問題だと思う。流通する農産品の生産者を何処まで遡れれば、それが確立されたと言えるかは品目によっても様々だろう。
    例えば、田舎の道の駅なら「○○さんが作ったトマト」と言って生産者の写真つきで売ることも出来る。一方、米のように農協毎のライスセンターのような所で脱穀や貯蔵が行われていると人の特定までは無理だろ。

    さて、ツムラは、中国の生産現場で生産者の集団毎に生薬の栽培指導を行っている様だ。それならその集団を最終的な生産者とすればそれで十分だろう。

    そして、最終製品である漢方製剤に・・・、例えば基準値以上の残留農薬や重金属・細菌汚染が見つかったとき、そのロットの生薬原料が何処で作られたか分かれば再発の防止や責任の追求は出来るわけだ。

    新潮は、何万人か何十万人いるか解らないが、農民の顔と名前が知りたいようだが、私達は、まず汚染の無い最終製品が欲しいのである。
    そして、企業は、何かあってもそれが絶対に消費者や患者の口に入らない努力をすべきである。ツムラは、その点では信用に足りるスクリーニング体制をとっているようだ。

    更に、家族が飲める生薬!のスローガンも、稚拙な言葉であるが、親兄弟にも勧められる製品を作り続けるという意味なら、普遍的なスローガンとなりうるもので、出来て無いから現段階では「社員も飲まない」というのは曲解であろう。事実、私の知るツムラの社員は風邪の時、真っ先に自分の得意先で自社製品を出してもらっている。

    トライサビリティーは大切である、しかし、想像力を巡らして欲しい。貴方の食べているご飯の米粒の1つひとつに生産者の名前はついていない。大切なのは、貴方の食べているご飯に使われているお米が汚染されていないか、流通の段階でチェックされていることである。遡るその先が、○○県なのか?○○農協なのか?それとも米農家の○○さんなのか?は問題ではない。遡ったその先が全てカットされればそれで安心だと言うことだ。

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