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(株)ツムラ【4540】の掲示板 2015/04/29〜2020/02/05

新潮の記事は、トレーサビリティの問題だと思う。流通する農産品の生産者を何処まで遡れれば、それが確立されたと言えるかは品目によっても様々だろう。
例えば、田舎の道の駅なら「○○さんが作ったトマト」と言って生産者の写真つきで売ることも出来る。一方、米のように農協毎のライスセンターのような所で脱穀や貯蔵が行われていると人の特定までは無理だろ。

さて、ツムラは、中国の生産現場で生産者の集団毎に生薬の栽培指導を行っている様だ。それならその集団を最終的な生産者とすればそれで十分だろう。

そして、最終製品である漢方製剤に・・・、例えば基準値以上の残留農薬や重金属・細菌汚染が見つかったとき、そのロットの生薬原料が何処で作られたか分かれば再発の防止や責任の追求は出来るわけだ。

新潮は、何万人か何十万人いるか解らないが、農民の顔と名前が知りたいようだが、私達は、まず汚染の無い最終製品が欲しいのである。
そして、企業は、何かあってもそれが絶対に消費者や患者の口に入らない努力をすべきである。ツムラは、その点では信用に足りるスクリーニング体制をとっているようだ。

更に、家族が飲める生薬!のスローガンも、稚拙な言葉であるが、親兄弟にも勧められる製品を作り続けるという意味なら、普遍的なスローガンとなりうるもので、出来て無いから現段階では「社員も飲まない」というのは曲解であろう。事実、私の知るツムラの社員は風邪の時、真っ先に自分の得意先で自社製品を出してもらっている。

トライサビリティーは大切である、しかし、想像力を巡らして欲しい。貴方の食べているご飯の米粒の1つひとつに生産者の名前はついていない。大切なのは、貴方の食べているご飯に使われているお米が汚染されていないか、流通の段階でチェックされていることである。遡るその先が、○○県なのか?○○農協なのか?それとも米農家の○○さんなのか?は問題ではない。遡ったその先が全てカットされればそれで安心だと言うことだ。

  • >>334

    農家の名前がトレース出来ると言ってもそれが安全性の保証にはならない。
    栽培指導だけでは不十分だ。それを守るとは限らない。生産者別の材料検査
    が出来る体制かな?生産現場での立ち合い検査はやっているのか?

    生産物の検査体制が問題だろう。検査頻度、ランダムサンプリング、検査方法
    などなどその辺のシステムが問題だ。コストがかかる。
    それに社員が飲まない物が安全かな?
    安全性より費用や利益を優先している意識が社員にも不安を与えているのだ。

    問題はその材料の安全性のチェック体制がどこまで行われているかだ。
    日本の材料分析会社に自社ベースでどれだけの頻度やどういう体制で依頼しているか
    その辺の情報公開が必要だろう。なれ合いや市場寡占状態にふんぞり返っていては
    システムに欠陥が表れても気づかないオポテュニティロスが生じる。

    中国の物は中国人すら危ないと思ってる。隙あらば手抜き何て常習行為だ。どうせ
    日本人が飲むのだから自分には関係ないと危険な農薬を使うのは彼らの常識なのだ。
    中国人が大好物の上海ガニを危険だと言って食べない事が日常化している社会なのだ。
    それを監視するシステムがツムラに出来ているのかが問題なのだ。

    八割がたも中国産の材料を使っているらしい。

    株は買っても自分では漢方薬は飲まない?売り逃げの準備?