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投稿コメント一覧 (116コメント)

  • 連投すみません。モーサテより(第3弾)
    主に日本株関連についてです。

    ◆今日の日本株(松井証券:窪田朋一郎氏)
    注目ポイント(日銀の追加利上げと個人投資家への影響)
     🇺🇸原油価格の高騰でインフレ懸念により利下げ観測が後退している中で、日銀も緩和政策を継続している状況から円安傾向が続いている。円安は原油高と実体経済への悪影響も大きいことから市場からは日銀が追加利上げを行うのではないかとの意見も出てきている。マイナス金利解除時は株への影響は軽微でしたが、追加利上げでは信用取引の買い方金利が上昇する可能性があるため(信用取引でのコスト増の)影響は大きいと見ている。
     逆に信用売りはこれまで貸株代り金の金利をゼロにしていた多くの証券会社が追加利上げにより金利を復活させると、貸株は金利がもらえるため有利となる。
     信用買い残高は2007年以来の高水準となっている。利上げにより買い方はコスト増、売り方はコスト減となるため個人投資家の投資行動にもじわじわと影響が出てくる。(利上げにより株価上昇への圧力となる可能性があると考えられる)

    ◆日経電子版より
     欧州市場に利下げ期待による投資マネーが流入し始めている。株は高値圏。欧州株がS&P500や日経などに比べ底堅さが目立つ。ただ足元では原油価格高騰によりインフレ抑制が予定通り進まないという懸念もある。
     為替面で見ると欧州利下げにより教科書通りだとユーロが安くなるのだが、ユーロ円を見ると15年7ヶ月ぶりのユーロ高円安になっている。
     その要因として①実質金利がユーロ(2%ほど)と日本(−2%ほど)で全然違う ②貿易面で見ても貿易サービス収支がユーロ圏は黒字に対して日本は赤字。単に金利差では表せない円の弱さが表れている印象。

    ◆2024年東証施策(大和総研:神尾篤史氏)
    2023年3月①PBR改革「資本コストや株価を意識した経営」
    2023年12月②親子関係と持分法適用関係にある上場会社への開示要請
    2025年1月以降③TOPIX選定ルールの見直し
    2025年3月以降④上場維持基準に関する経過措置終了
    ①と③に注目
    ①について
    (PBRが低い業種)
    銀行 異次元の金融緩和で低金利が長期間続いた→収益力低下
    パルプ・紙 ●紙の需要が減少●市況に左右される価格●設備産業
    (PBRが高い業種)
    情報・通信サービス 製造業よりも工場や機械などの必要な設備が少ない→資本効率も高い
     PBRが1倍未満であった場合に機関投資家が代表取締役の再任や選任を反対する姿勢を見せているため、株価を意識した企業価値向上に取り組むことが期待できる。
    ③について
     見直しの条件が流通株式時価総額100億円以上などとなっており、この条件を満たしているTOPIX構成銘柄は2151社(2月末時点)から約1700社(2025年1月末)と予想されている。
     その後もTOPIX構成銘柄の入れ替えを行う方向で検討されている。有識者から出てきている内容で抜本的な内容としては「構成銘柄の上限を決定」「流動性を構成銘柄選定で考慮」「構成銘柄を400〜500に絞る」「新指数の導入ではなくTOPIXを変革」となっている。
     また保守的な内容としては「構成銘柄を絞っても競争原理が働くとは限らない」「指数ではなく上場制度のるyーるを洗練して対応」といったものが出ている。
    つまり、どのみちTOPIXに残るために企業価値を向上させるための行動がより強く出てくるのではないかと思われる。

    ◆バークシャー円建て債発行
     円建て社債を近日中に発行する。目的はもちろん日本株を買うこと。日本株がさらに高値になることが期待できるか。

    ※マイクロソフトの日本のデータセンターへの投資やGoogleの動画生成AI「Vids」の企業向け試験提供、NVIDIAの動画生成AIといいこれからの世界を牽引しそうな企業があるアメリカは強いと感じます。気になるのはなんか乗り遅れ感のあるTeslaとApple。オルカンの4.7%ほどを占めているので頑張って欲しいですね。

    以上です。
    またCPIが出たら投稿するかもしれません。
    ここまできたら自己満足ですm(._.)m
    お目汚し申し訳ございませんでした。

  • 第2弾です。モーサテより主に為替についてです。

    ◆世界の株式
    🇬🇧(反落)▼0.11% 🇩🇪(反落)▼1.32% 
    🇫🇷(反落)▼0.86% 🇨🇳(4日ぶり反発)🔺0.05%
    🇮🇳(4日ぶり反落)▼0.08%

    ◆今日の為替(三菱UFJモルガン・スタンレー証券:植野大作氏)
    ①予想レンジ 151.70円〜152.20円 CPI次第だが介入警戒感からCPIが弱かった場合の下振れリスクの方が大きい。
    ②注目ポイント(コロナ収束後の為替需給)
     🇯🇵通貨別貿易収支ではドル決済の赤字が円決済の黒字を12兆円上回っているのでドルが不足している状態。旅行収支は増加しているが、ネットインフラ利用料の🇺🇸企業への支払いがそれ以上に増えている。(つまり貿易赤字は続いておりドル買いが止まらない構造)
     また🇯🇵の直接投資収支の金額が過去最大。こうなると目に見えない外貨買いが強まったり、海外で稼いだ外貨が国内に戻ってこなかったりするため、ドル高円安になりやすくなる。また投信経由の海外純投資も2024年は2023年までの過去3年平均の3倍の月1.14兆円となっている(おおよその目安として1兆円で1円の円安圧力)。金利差とは関係のない構造的な円安環境となっている。
     🇺🇸の利下げが始まれば金利差で動くマネーが反応してピークの1割程度の円高は想定されるが、それまでの間は上振れリスクが強そう。あとは政府の為替介入ラインを探る所謂肝試し相場が続く。

    ◆日経電子版より
     欧州市場に利下げ期待による投資マネーが流入し始めている。株は高値圏。欧州株がS&P500や日経などに比べ底堅さが目立つ。ただ足元では原油価格高騰によりインフレ抑制が予測通り進まないという懸念もある。
     為替面で見ると欧州利下げにより教科書通りだとユーロが安くなるのだが、ユーロ円を見ると15年7ヶ月ぶりのユーロ高円安になっている。
     その要因として①実質金利がユーロ(2%ほど)と日本(−2%ほど)で全然違う ②貿易面で見ても貿易サービス収支がユーロ圏は黒字に対して日本は赤字 単に金利差では表せない円の弱さが表れている印象。
    とのことでした。

    続く(ご興味ない方にはご迷惑おかけします)

    連投すみません🙏次が最後です。
    許してやってください🙇

  • おはようございます。新年度開始から1週間経過。何かと忙しい状況です。
    では今朝のモーサテより

    ◆今朝のNY市場
    ・ダウ(反落)▼0.03% 
    ・NASDAQ(続伸)🔺0.03% 
    ・S&P500(反落)0.04%
    ・セクター別騰落率
    (+)不動産0.8%、一般消費財0.8%、公益0.6%
    (ー)情報技術−0.3%、ヘルスケア−0.4%、エネルギー−0.6%
     長期金利の上昇が株式相場の重荷となった。ダウは先週大きく下落していたため、金融や消費関連株で押し目買いが見られたが、終日小幅な値動き。市場の利下げ期待が後退する中、10日に3月CPIがあるため積極的な買いが手控えられた様子。
    (以下、明治安田アメリカ:長谷川悠貴氏)
     個別銘柄ではテスラが自動運転タクシー計画を8/8に発表するとしたことで4.9%上昇。
     🇺🇸短期的な市場は10日のCPIと12日からの決算発表本格化に注目。決算については気になる指摘もある。市場予想よりネガティブなEPSガイダンス(企業が期初に出す業績予想で全ての会社が出すわけではない)を出した企業が約7割あり、市場の楽観的な予想と乖離しているようにも見える。セクター別では情報技術や資本財が他のセクターに比べて多い。市場の期待に応えられる決算が出てくるかが注目。
     またクレジット残高が過去最高となり、学生ローンの返済再開により個人消費の一部に翳りが見えることから、BtoC企業の業績・見通しに注意が必要。

    ◆世界の株式
    🇬🇧(反発)↑0.41% 🇩🇪(反発)↑0.79% 
    🇮🇳(3日続伸)↑0.67%

    ◆今日の為替(バルタリサーチ:花生浩介氏)
    ①予想レンジ 151.00円〜152.00円 株高と金利高で底堅い展開となりそう。CPIまでは高値圏での様子見
    ②注目ポイント(🇺🇸金融市場の新しい視点)
    1、強い雇用市場は為替市場の懸念材料ではなくなってきた(今後は平均賃金の動向がインフレ動向の中心となる)
    2、FRBの利下げタイミングと回数が市場の焦点から外れてきた(底堅い景気が利下げ回数を減らしてもインフレ指標が落ち着いている限り金融市場はなんとか消化できるのではないかという見方が浸透してきている)
    3、相場のサイクルが金融相場(金利水準の低下によって株価が上昇する相場動向)から業績相場(企業業績が好調に推移し株価が上昇する相場動向)にシフトしつつあるのではないか。
     このシナリオだと景気回復に伴って金利も高止まりするのでドルは強い状態が続く。一方でドル円は介入警戒感もあり、緊迫した展開となるのではないか。

    ◆今日の日本株(野村證券:池田雄之輔氏)
    ①予想レンジ 39200円〜39800円  
    ②注目ポイント(新年度ガイダンスに安心感)
     日本株が4万を超えたが、現在はポジション調整の段階。年初から上昇してきた株が4月で売られた状況。海外勢が先物で買っていた株が売り尽くされたのに近い状態になっている。つまり調整局面は短期で収束する。今月末から始まる決算も好決算が予想されるため年内に43000円までは上昇すると見ている。

    ◆スイスに学ぶ「本当の好循環」(東短リサーチ:加藤出氏)
     昨日発表された日本の実質賃金は23ヶ月連速でマイナス。日銀はインフレ目標の2%を達成しても賃金と物価の好循環が実現するまで緩和的な政策を続けるとしている。スイスはインフレを抑えて実質賃金がプラスになる政策、日本はインフレを超える賃金上昇で実質賃金を上げる政策を続けている。
     以前は危機時の避難先であったスイスフランと日本円だが、近年は異なってきており、実質実効為替レートを見るとこの20年でスイスフランは安定しているが、日本は半減した。
     外国からの直接投資残高(対GDP比)では39カ国中スイスは3位(128%)だが日本は最下位(5%)。スイスにグローバル企業が拠点を作りたいとする理由として、①スイスは国の財政が健全である②法人税が比較的低い③グローバル企業が欲しい高度な人材が厚い。
     世界人材競争力ランキング(2023年)ではスイスは1位、日本は先進国の中でポーランドに次いで最低クラス。
     つまり今のままの金融政策や円安誘導に頼る方法では好循環は難しい。

    ◆日経電子版より
     日銀が大量の国債買入を維持。市場は緩和的な環境を維持するメッセージと受け止め、海外の投機筋は円売りを膨らませ、その規模は日銀が異次元緩和を始めた2013年以来2番目の高水準に達した。
     日銀は4/25、26で金融政策決定会合を開くが、月6兆円程度と示した国債買い入れについて減額方向を打ち出すかどうかが焦点となる。日銀がゼロ回答なら円安圧力が強まると予想される。

    とのこと
    文字数制限で端折るのでわかりにくくなる点はご容赦ください🙏

  • おはようございます。今週もよろしくお願いします。
    さて本日のモーサテより
    ◆先週のNY市場
    ・ダウ(反発)🔺0.80% 
    ・NASDAQ(反発)🔺1.24% 
    ・S&P5000(反発)🔺1.11%
     雇用統計はアメリカ経済が堅調であることを示しており、株式市場には良いニュース。市場も利下げ後退はすでに織り込まれたと思われる。平均時給が鈍化したことが一定の支援材料となり加えてその他の材料で尽くし感から株価は上昇。特にハイテク銘柄の買い戻しが進んだ。
     逆に原油価格が株価に影響を及ぼす状況となってきている。原油が上がれば悪いインフレとなり、景気を鈍化させかねない。中東やロシアなどの地政学リスクを見ることも今後の株価の動向を占う上で必要。

    ◆今週の予定
    4/8(月)🇯🇵国際収支・貿易収支
    4/9(火)🇯🇵消費者態度指数
    4/10(水)🇺🇸CPI3月消費者物価指数(21:30)🇺🇸FOMC議事要旨発表🇯🇵🇺🇸首脳会議
    4/11(木)🇪🇺ECB金利政策(21:15)🇺🇸PPI生産者物価指数(21:30)🇺🇸新規失業者保険件数(21:30)
    4/12(金)🇯🇵鉱工業生産🇺🇸ミシガン州消費者信頼感指数(速報)(23:00)
    ※これまでの🇺🇸CPIについて、商品は22年にインフレ率のピークを迎え現在は0%に近い。サービスは23年にピークを迎えたが現在もその低下が遅れている状況。🇯🇵は商品サービスとも23年末にピークを迎え、利上げもしていないにも関わらず現在は低下してきている。追加利上げは難しい状況ではないか。

    ◆今週の為替(バークレイズ証券:門田真一郎氏)
    ①予想レンジ 149.20円〜153.00円 円買い介入の警戒感と🇺🇸統計次第では上値を試すこともあるのではないか。
    ②注目ポイント(🇺🇸インフレ鈍化の停滞とドル)
     10日発表のCPIもインフレの鈍化に翳りが見えているため、結果が強いようだとドルの方向性を占う上で重要。コアCPI(前年比)は低下傾向で2%の方向に向かっている。ただより足元のコアCPI(3ヶ月前比年率)は昨年の後半以降反発する動きとなっており、前年比ベースの方も上昇に転じる可能性もある。強い結果となれば利下げ開始時期後退、利下げ幅縮小、利下げ回数2回といったこともありうる。先物市場の政策金利の変化幅折り込みは7月🇯🇵0.1%🇺🇸−0.25%、9月🇯🇵0.1%🇺🇸−0.5%、12月🇯🇵0.2%🇺🇸−0.9%あたりと想定している。年後半に🇺🇸の利下げが始まれば持続的な円高になると考えている。
     
    ◆今日の日本株(第一生命経済研究所:藤代宏一氏)
    ①予想レンジ 39100円〜39500円 金曜の下落を取り戻す展開となりそう。
    ②注目ポイント(🇺🇸🇹🇼の製造業から吹く日本株への追い風)
     S&P500の予想EPS(1株あたりの利益)とISM製造業景気指数との連動性が長期間続いており、そうするともちろんS&P500との連動性もある。現在の🇺🇸株は行き過ぎている面は否めないが、それでも製造業の景況感と一致していて、株価上昇率が著しく上方に乖離しているわけでもない。今後生産活動が強まっていくもとで🇺🇸株が堅調な推移となると見込んでいる。
     日本でも日銀短観で発表される「売上高計上利益率」とTOPIXの予想EPSも強い連動性がある。円安の追い風もあり企業収益の拡大もまだまだ続くと予想され、5月の決算で株主還元を含む内容が発表されるようなことがあれば、日経平均は高値更新もあると見ている。
     
    ◆モーサテサーベイ(番組出演者38人の回答)
    ①今週末の日経平均の予想中央値は39400円(先週の予想40600円・結果38992円)
    ②今週末のドル円の予想中央値は151.50円(先週の予想151.50円・結果151.62円)
    ③2024年度の上場企業の営業利益増減率予想 半数が5〜10%を予想。
    ④3ヶ月先の日本の景気を占う指数は4週ぶりに悪化
    ⑤3ヶ月先の海外については🇺🇸4週連続で改善🇪🇺2週ぶりに改善🇨🇳2週連続で改善

    先週は満開の桜も楽しめました。本日は雨のため桜も散りそうですが、また仕事頑張ります。毎度長文🙇

  • おはようございます。
    円高、3指標とも大幅下落。オルカンもまた大きなマイナスとなりそうです。清原達郎氏も下落があるから高騰がある、とおっしゃっております。日々の経済ニュースを楽しみにのんびりいきましょう。

    4/5(金)のモーサテより
    ◆今朝のNY市場
    ・ダウ(4日続落)▼1.35% ・NASDAQ(反落)▼1.40% ・S&P5000(反落)▼1.23%
    ・セクター別騰落率(+)なし (ー)通信-1.4%%、ヘルスケア-1.4%%、情報技術-1.7%%
     貿易収支、新規失業者保険申請者数の指標発表後に始まったNY市場は3指数とも寄りから上昇していたが、午後にFOMCメンバーの相次ぐ利下げ後退発言(↓④参照)や地政学リスクの高まり、また原油価格が5ヶ月ぶりの水準に上昇エネルギー高騰によりインフレ再燃が高まったこともあり急落して終了。
     決算発表の谷間ということで各種指標発表により方向感が決まる状態。本日の雇用統計では「雇用者数の伸び」と「失業率」に注目。失業率が3.8〜4.0%なら利下げ見通しに大きな変化ないとみている。(大和証券CMアメリカ:高橋諒至氏)

    ◆今朝の指標結果など
    ①🇯🇵4月地域経済報告(さくらリポート) 
     北陸を除く8地域では、景気は、一部に弱めの動きもみられるが、「緩やかに回復」、「持ち直し」、「緩やかに持ち直し」としている。北陸では、地震の影響による下押しが一部にみられるものの、「持ち直しの動きがみられている」としている。
     植田総裁:利上げ判断は「夏から秋にも物価目標の確度が高まれば」
    ②🇺🇸貿易収支 
     貿易赤字額は前月比1.9%増の689億ドル。増加は2ヶ月連続。市場予想の678億ドルを上回った。
    ③🇺🇸新規失業保険申請者数
     前週比9000件増の22万1000件。市場予想は21万4000件。労働市場を巡る状況が次第に緩和しつつある兆候を示した。
    ④FRB当局者発言
    ・カシュカリ総裁(タカ派)年2回の利下げを見込んでいたが「オンフレ率が横ばいで推移し続けるなら利下げを行う必要があるのか疑問視される」
    ・バーキン総裁(タカ派)利下げに着手する前に「時間をかけて対応するのが賢明」
    ・ハーカー総裁(中立)「インフレ率は以前として高すぎる」
    ・グールズビー総裁(ハト派)「最近のデータはインフレの路線から外れることはない」

    ◆今日の予定
    🇯🇵2月家計調査 🇯🇵2月景気動向指数 (ユーロ)小売売上高 
    ★★★🇺🇸雇用統計(21:30)の注目ポイント(ピクテジャパン:大槻奈那氏)
     賃金の伸びに注目。平均時給の前年比3月市場予想4.1%、前月比3月市場予想0.3%。今後増成を高める要因が移民。
     
    ◆世界の株式
    🇬🇧(続伸)🔺0.48% 🇩🇪(続伸)🔺0.19% 🇫🇷(反落)▼0.02% 🇨🇳(休場)% 🇮🇳(反発)0.47%

    ◆今日の為替(大和証券:多田出健太氏)
    ①予想レンジ 150.80円〜152.50円 本日の🇺🇸雇用統計で非農業部門雇用者数が予想(21.4万人)を下回った場合利下げを後押ししそう。
    ②注目ポイント(円金利主導の円高は起きるか)
     日銀は7−9月期の国債買い入れを減額する可能性がある。物価上昇が基調に乗れば短期金利の水準を引き上げるとしている。第2回春闘回答も5.24%の賃上げ率であり、これが継続的な物価上昇につながると日銀が判断し、その後も想定以上のインフレ率となれば利上げ幅も高くなり政策金利を0.5%まで引き上げることも想定しておく必要がある。その場合5円程度円高になると思われる。→(老後は旅行としてはこの見解に否定的です)

    ◆今日の日本株(三井住友DSアセットマネジメント:市川雅浩氏)
    ①予想レンジ 39000円〜39400円
    ②注目ポイント(新年度入り後の日本株展望)
     PERが17倍を超えたところで上値が重くなり、現在は17倍弱となり4万円を割り込んでいる。日本企業は昨年ほどではないにしても好業績が予想されるので、リスクはあるが日本企業の資本効率改善が一段と進み、来年も賃上げが続けばリスク耐性も高まる。そのため年度末の日経平均着地点を44900円と予想する。

    ◆日経電子版より
    ①財務省は4日、長期金利がこれまでの想定より1%上がった場合、2033年度の国債の利払い費がさらに8.7兆円増えるとの試算をまとめた。日銀がマイナス金利政策を解除し、長い目で見ると金利には上昇圧力がかかる。植田総裁は国債の買入れをこれまでと概ね同じ程度の金額とする方針を示した。
    ②2023年度日本株に英中韓マネー。英の中身はオイルマネー。海外勢の買い越し7.7兆円。

    とのことでした。
    まぁ、FRB高官による発言で動く動く。
    みなさま良い週末を。

  • おはようございます。
    本日のモーサテより
    ◆今日の日本株(岡三証券:小川佳紀氏)
    ①予想レンジ 39700円〜40100円 昨日のNY市場や為替からは若干の上昇で寄りついた。明日の🇺🇸雇用統計を控えて買い一巡後は様子見ムードが広がる可能性。
    ②注目ポイント(高配当も大事だが安定配当も大事)
     高配当株50指数が日経平均と比較して大きくアウトパフォームしている。日経累進高配当株指数の直近3年は高配当株50指数と匹敵する結果となっている。もし今後世界経済が減速局面となったときも業績や配当に安定感のある銘柄が評価されると見ている。投資信託などを通しても資金が流入しやすい環境となっている。
    とのことでした。

    MHCはもちろん累進高配当指数銘柄に入っています。

  • モーサテより
    ◆東京市場(智剣Oskarグループ:大川智宏氏)
    ①今日の予想レンジ 39600円〜40100円 前日の急落の小幅の反発が予想され、下値は硬い。
     まぁ、昨日は予想を遥かに下回ってくれました。機関筋による益出しが予想以上に大きかったとの見方もありますが、5月中旬までに各社の決算報告が出てくるので、それまでは株価ヨコヨコに推移していくのではないかなと見る向きもあります。
    ②注目ポイント(拡大する市場の歪みが逆に投資チャンス) 日本の現状として外需・ハイテク・金融は、円安の進行、金利の上昇、米ハイテク株高などの外部要因で急上昇しているのに対して、内需株は輸入物価の高騰でコスト増のインフレによる消費の悪影響で低迷している。これがセクターでの株価格差が急拡大している。
     この結果、海運・空運・陸運・鉄鋼・鉱業は来期の収益予想が良いにも関わらず騰落率との逆乖離が大きいので株価が上昇する可能性がある反面、証券・金属・銀行・化学・建設は騰落率との乖離が大きく利益確定売りの入りやすい状況になっている。
    とのことでした。

     上記にもありますが、昨日は期首に利益を出しておきたい機関の益出しかと。配当前に1000円まで下げたのだから、配当後のこのくらいの株価で長期運用目線で言えばどうこういうようなことではないかなと。

  • 遅くなりました。本日のモーサテより
    ◆今朝のNY市場
    ・ダウ(3日ぶりに反落▼0.60%)
    ・ナスダック(反発△0.11%)
    ・S&P500(3日ぶりに反落▼0.20%)
     先週末に発表されたPCEの結果を判断する動きにまちまちで寄り付いた。パウエル議長の「利下げを急がない」とハト派姿勢を弱めたため年内の利下げ期待が後退し相場の売り圧力となりダウは終日軟調に推移。またISM※が予想以上に強い結果となったため、長期金利の上昇が圧力となりナスダックは一時伸び悩むがかろうじてプラス圏を維持。ダウは終盤に向けて下げ幅を拡大し、まちまちで終了した。
    ・セクター別(上昇)通信1.5% エネルギー0.8% 情報技術0.2%
    (下落)資本財ー0.8% ヘルスケア−0.9% 不動産−1.8%
    ※🇺🇸ISM製造業景気指数(景気転換の先行きを見る重要指数で50を超えると景気拡大50を下回ると景気減速を意味します)が2022年9月以来、市場予想以上の「50」超え。
    ISM「需要は引き続き回復の初期段階にあり、状況の改善の明らかの兆候が見られる」と指摘

    ◆世界の株価
    🇬🇧(休場) 🇩🇪(休場) 🇮🇳(3日続伸)↑0.49% 🇨🇳↑1.19%

    ◆為替動向(あおぞら銀行:諸我晃氏)
    ①今日のドル円予想レンジ 151.00円〜152.00円 ISMの発表を受け、長期金利が上昇しドルが上昇した。また日本の口先介入の内容が強いため警戒感から151円半ばで推移した。JOLTS(求人件数)発表を控える中、底堅い展開が予想される。
    ②注目ポイント(1−3月の対ドルパフォーマンス) ドルインデックスは今年に入り上昇してきたおり、また年初来に対ドルパフォーマンスでは他の通貨に対して全面高となっており、中でもスイスフランと円は売られており特に円は過去3年間最弱の通貨でしたが、今年も現時点でドルを7%アンダーパフォームしている状況。大きな理由は長期金利差。通過先物の投機筋ネットポジションを見ると円は売られすぎており、これ以上の売りポジションの積み上げには慎重な姿勢となりそう。投機筋では円を買い戻すタイミングを見ていると思われ、日銀の利上げや欧米の利下げ観測のもと徐々にドル円の上値は重くなると見ている。

    ◆東京市場(智剣Oskarグループ:大川智宏氏)
    ①今日の予想レンジ 39600円〜40100円 前日の急落の小幅の反発が予想され、下値は硬い。
    ②注目ポイント(拡大する市場の歪みが逆に投資チャンス) 日本の現状として外需・ハイテク・金融は、円安の進行、金利の上昇、米ハイテク株高などの外部要因で急上昇しているのに対して、内需株は輸入物価の高騰でコスト増のインフレによる消費の悪影響で低迷している。これがセクターでの株価格差が急拡大している。
     この結果、海運・空運・陸運・鉄鋼・鉱業は来期の収益予想が良いにも関わらず騰落率との逆乖離が大きいので株価が上昇する可能性がある反面、証券・金属・銀行・化学・建設は騰落率との乖離が大きく利益確定売りの入りやすい状況になっている。

    ◆今日の予定
    🇯🇵3月マネタリーベースベース 🇺🇸2月JOLTS求人件数 🇺🇸2月製造業受注 🇺🇸新車販売台数

    ◆日銀の物価・金利見通しのギャップ(野村総研:木内登英氏)
    「2%の「物価安定の目標」が持続的・安定的に実現していくことが見通せる状況に至った」
    「当面 緩和的な金融環境が継続すると考えている」
     日本銀行のこの2つの説明は矛盾しているが、それは日銀が予想物価上昇率が2%に達していないので、実際の物価2%上昇が不確実で難しいと考えているからだと思われる。
     つまり日銀は低金利が長く続かないと2%の物価上昇は達成しないと考えていると思われる。
     市場の金利見通しというのは日銀が示しているような物価見通しよりも下振れることを前提に見ている。民間機関のコアCPI見通しは安定的に2%と見ておらず、2%より低く見ている。これをベースに低い金利見通しとなっている。しかし日本銀行は市場の低いインフレ率の見通しをベースにした低い金利の見通しと、日銀の高い物価上昇の見通しのいいとこ取りの説明をしている。
     日銀が2%だとしているので、短期的にはこのギャップを埋めるための市場が金利上昇、円の買い戻しが起こる、株価が下がるというリスクがある。
     長期的にはこの物価上昇率が2%を下振れていくことでこのギャップを埋めていく可能性も高く、時間はかかるかもしれないがインフレ率が下がっていき日銀の政策変更は拙速だったと言われかねるかもしれない。
     FRBは金利見通しを出しているが、日銀は金利がない状態だったので市場の様子を見ながら慎重にかつ難しい利上げ判断を迫られることになる。
     【行間を読むのが難しい解説でした😓】
    とのこと。字数制限のため以上

  • 日銀短観での製造業非鉄金属の悪化を受けての下げだとは思いますが、非製造業は8期連続の改善ですから押し目買いの機会かとは思いますが、あと少し下がりそうな気もしないでもない。

  • あら、強い。権利落値を上回っていますね。
    PBRがよく引き合いに出されますが、PERも指標としてよく使われるものなので、それを見るとまだ13倍くらいでしょうか。日経の平均は17倍ほどですから、まだまだ割安といえます。
    以前からの株主から見るとだいぶ値上がりしましたが、これから株を購入しようとする方から見ると、まだ上昇余地ありと見えるのではないでしょうか。
    はい、株主バイアス入ってますね☺️

  • 訂正とお詫び
    日本株について本文中にあるMHCとは三菱HCキャピタルのことで、私がメインで持っている株のことです。自分のメモのまま載せてしまいました。この掲示板と関係のない内容となり申し訳ございませんでした。

  • おはようございます。朝の取引前の板では堅調な様子ですが、権利付き最終日、今年の動きはどんな動きになりますでしょうか。

    ところでモーサテよりこんな情報がございました。
    ◆日経について
    ①今日の株価市場 権利付最終日の今日は金融機関や事業法人の売買が細る中、個人の配当取りを意識した買いで底堅い展開となると見られる。
    ②権利付最終日と高配当株 これまで高配当株は権利落後に魅力がなくなるためその後も売られやすいとされてきた。2021年以降のパフォーマンスはTOPIX高配当40指数(MHCは含まれず)はTOPIXを上回っている。以前までは業績が振るわないため株価が伸びず高配当となっていたが、最近は堅調な業績の中で株主還元強化で配当を増やしている(まさにMHC)ため、株価が上昇する中でも高配当の威力を残している企業が多いからと推測される。よって権利落後も5月中旬の3月期決算発表での新年度事業計画、新年度配当予想や株価還元策の公表といった、増配が期待され、配当落後も株価が戻されすくなってきている。

    こちらも連続増配企業、業績も堅調、一応高配当(予想配当利回り3%以上)ということで、配当落もこれまでと異なり、大きく落ちないことを期待しています。

  • 朝からバタバタしておりまして少し遅くなりました。
    価額は騰がり続けても不安になるし、下がっていくのももっと不安になりますので、騰がったり下がったりしながらちょっとずつ上昇してほしいなと、わがままに感じています。

    さて本日のモーサテより
    ◆今朝のNY市場
    ダウは▼0.41%、S&P500は▼0.31%、NASDAQも▼0.27%
    29日(金)発表の個人消費支出物価指数(PCE)(FRBが重視するインフレ指標)を前に小幅な動き。
    セクター別ではプラスなのがエネルギー0.9%、公益0.5%、素材0.03%
    マイナスは不動産−0.4%、情報技術−0.5%、資本財−0.7%
    Google、Apple、Metaをヨーロッパ委員会が1年以内に調査を開始すると発表。最大売上高の10%の制裁金を課すとのこと。ハイテク株が軟調。ボーイングが経営陣の刷新が好感されで上昇。
    今週のNY市場は第1四半期の最終週であり、週末にPCEの発表があるが、その日は米国市場は休場で、予想と大きく乖離しても当日は取引できません。利益確定の売りも出やすく、機関も慎重なスタンスを取ることになる週と見込んでいる。

    ◆世界の株価
    英↓0.17% 独↑0.30% 印:休場 上海↓0.71%

    ◆債券について
    米10年国債4.249となっており、今年に入って上昇トレンド。市場は経済が強いと判断しているようだ。
    一般的に長期金利は景気が悪くなる前にいち早く下落し、景気が良くなりそうだと上昇する。金利からはアメリカ経済が強い状態と見て取れる。

    ◆為替について
    ①本日のドル円予想レンジ 151.00円〜151.90円 アメリカの短期金利上昇と日銀の介入警戒のドル高値圏での綱引き。
    ②日米3ヶ月金利差5%超え局面
     このような状況は現在を含み7回あったがそのうち過去5回は明確な円安基調であった。円高であったうちの1回は1999年のG7ドル高牽制があったため一時的に円高になったが、最終的には円安基調に切り替わった。また1999年は日本の貿易黒字拡大と海外の対日株式投資が為替ヘッジなしで活性化していた時期。これは円高となる要因である。
     現在の日本は貿易赤字に対外直接投資が急増している状況。これは構造的な円安局面である。また今年も貿易赤字になると予測される。さらに対外直接投資もさらに増加していくと見られる。というのも対外直接投資はTOPIXに約1年遅れてリンクして推移する傾向があるから見て取れる。
     日本株を買っているのは海外勢のためこれが円高につながるのではないかとの指摘については、現在の海外勢は為替ヘッジありが主流の投資なので円売りフローとなっている。
     以上のことから円安基調継続という見立てとなるが、もし介入警戒感や金利差の縮小観測から調整が入ったとしても、金利差5%超えのドル円の調整幅の過去平均は−4.5%なので現在の相場に当てはめると145円割れが一つの目安となるが、この水準になればドル買いの好機となる。つまり押し目となるわけだからまた円安に戻ると予想される。

    ◆バレンタインデーが大事
     1951年以降、S&P500が年初から2/14までの騰落率が4%を超えると2/15から年末までの平均騰落率は13.3%、プラス着地の確率は93%。
     今年の2/14までの株価騰落率は4.8%、2/15の終値が5030だったので、過去平均並みの騰落率となると5700が視野に入るという夢のような話。

    とのことでした。

  • おはようございます。
    今朝のモーサテより日本の株式について。
    ①本日の日経レンジ 40500円〜40800円 週末の米国市場が軟調であったことと、利益確定のため日経も軟調か。
    ②直近のTOPIXベースPERは15倍台であり、割高等ほどではないが、上昇余地は小さくなってきている。今後日本の内需回復、インフレの定着、ガバナンス改革の進展、中国からの資金シフトなどから海外勢が日本株を買う材料は多い。
    また、先週のNY市場では半導体関連は買われたもののアパレルが売られたことから、この流れが本日の日本株に影響するなら、ユニクロへの影響があるため日経は下げる展開となりそう。
    つまり地合いはあまり良いというわけではないので、そんな中こちらの強さを見られるかを楽しみに見たいと思います。権利日は27日(水)です。

  • 最高値更新で引けましたね。
    いい週末です🍺
    いよいよ来週、権利確定。

  • 業務連絡さま、ご返信ありがとうございます。
    ほんとに悲しくなるんです。情報をみんなで共有して、オルカンの長期運用のお役にたてたらと思っているのに跳ねられると。
    私の場合は、iPhoneのジャーナルに自分のメモとして書いている内容なのですが、確かに投稿するときはある程度内容確認してアップして跳ねられると、軽い絶望感、あります。
    皆様のお役に立てていると思うと、それが続けられる原動力にもなりますので、これからも皆様と共に投資とともに投稿も続けていきたいと思います。
    本当にお気遣いありがとうございました。

  • 何が引っ掛かるのかわかりませんが、投稿に失敗が続いたため、自分のメモを削減しつつ投稿を試みておりましたため遅くなりました。

    本日のモーサテより
    ◆本日の米株
    ①ソフトランディングへの期待が高まっており、3指数とも終始プラス圏内で推移。個別ではマイクロンテクノロジーが最高値を更新、アップルが反トラスト法違反で提訴、4%の下落。
    ②セクター別騰落率は資本財1.0%、金融0.9%、エネルギー0.5%、通信−0.2%、公益−0•2%
    ③前日のパウエル議長のハト派的な発言から市場はリスクオン(リスクをとってリターンを追求しやすい相場状況)ムード。
    ④今後の相場予想 S&P500の月別平均騰落率(過去30年)は4月が11月についで2番目に好調(約2%)。考えられる理由としては確定申告で戻った資金が株式市場に流入、1−3月期の決算発表のリアクションが前向きであることが多いなど。懸念はバリュエーションの観点で割安感がこの1年で薄れているのでアノマリー通り4月も株価が上がってくれるのか注意が必要。

    ◆世界の株価
    イギリス反発↑1.88%、ドイツ3日続伸↑0.91%、インド続伸↑0.75%、上海↓0.08%、ダウ4日続伸↑0.68%、S&P500↑0.32%、NASDAQ↑0.20%

    ◆為替について
    ①本日の予想レンジ 151.20円〜152.00円 日本のCPIが影響しそうだが、堅調な動きとなりそう
    ②為替の金利差離れを生んだ要因 過去の金利差から推計される現在のドル円相場は143円程度となるが、実際は151円となっている。S&P500の上昇(リスクオン)とともにドル円の推計値よりも上方に乖離するようになった。
    ③今後の予想 ドル高効果によりエコノミックサプライズ指数(米国の各種経済指標の発表結果が市場予想を上回ったか下回ったかを数値化したもの)を弱める→米金利が低下しても景気見通しの悪化でリスクオンが弱まりやすくなる→ただアメリカは株高が個人消費を支えているので景気減速でも緩やか→当面はこの指標が予想をやや下回る傾向となり緩やかな米金利低下とリスクオンの弱まりからドル安円高に動きやすいと見ている。

    とのことでした。

    これだと半分もお伝えできてませんね。すみません。
    では良い週末を。

  • おはようございます。FOMCの結果は予想通りでした。利下げを3回実施するとのこれまでの方針が維持されたことで、アメリカ株での金融セクターの上昇率は1.2%となり、この流れが本日の日本株に影響するとなれば、ここも期待できますね。

  • マイナス金利解除決定。
    想定通りで、安心して市場も値が上がり出しました。
    こちらも後場から上げてくれるでしょう。

  • 本日のモーサテより
    ◆為替について
    ①本日の予想 147.75円〜148.75円 PPIが予想より高かったためドルが全面高。
    ②デフレ脱却宣言までの距離感
    ・長期金利とドル円の関係を見ていくと、これまで3回YCCの上限を引き上げてきたが、その直後は円高に振れても長い目で見れば円安になってきていた。
    ・その1つ目の理由として、日本の実質長期金利(=長期金利ーインフレ率)は諸外国に比べ大幅なマイナスのままであること(アメリカは0.8%に対し日本は−1.5%)
    ・二つ目の理由として、金融緩和策を継続すると日銀が発表しているので、市場で金利上昇に対する期待が醸成されなかった。
    ③政府のデフレ脱却の定義「物価が持続的に下落する状況を脱し再びそうした状況に戻る見込みがないこと」となっており、日銀も2013年に共同声明を締結している都合上、正常化を慎重に続ける姿勢であることから、マイナス金利解除に伴う円高は限定的と見るのが自然。

    ◆アメリカ債務と金利
    ・政府の債務:国債→第2次大戦時の時と同じ割合まで上がってきている→利下げによる債務削減が必要
    ・中央銀行の債務:準備預金→FRBはこれが膨らみ債務超過の状態→貨幣の信用を考えると利下げによる収支の改善が必要
    ・市中銀行の債務:預金→預金がMMF(公社債投資信託)にシフト→利下げによってMMFの金利を下げないとさらにMMFへの預金流出につながる
    ・企業の借り入れや商業用不動産の借り入れ→利下げが実施されないと市中銀行に預金がなくなるため、貸し出しを渋る状況となり、これらの借入に問題が生じる
    とのことでした。

    他にも、アメリカ株の動向や今後の重要指針の日程、利下げの可能性などメモしたことがたくさんあったのですが、投稿の規約に外れるのか、投稿に失敗するので、上記のみの内容となりました。

    私見ですが、以前業務連絡様がご指摘されていた通り、上記のアメリカ債務と金利の通り、アメリカの現在の政策金利を維持したままでは、銀行が本当にヤバいと思います。パウエルさんが議会で銀行の状態は掴んでいると発言されてはいますが、心配ではあります。では良い週末を。

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