(株)ＳＵＢＡＲＵ【7270】の掲示板 2023/04/26〜2023/06/12

>>387

> 私は一式陸攻の後部旋回銃座の銃手を務めていた者です。
> ムスタングの攻撃を受けた時に感じたのですがソレはエンジンの馬力不足。
> この気持ちは今の若いものには決して解らないと思います。

確かに経験者以上の理解・認識者にはなれません。
しかし、日本にもP-51のロールスロイス製エンジンに負けないくらいのエンジンは開発出来ていた。中島の誉、三菱の火星エンジンは米国戦闘機に負けない高出力エンジンです。誉エンジンの紫電改、火星エンジンの雷電…！B-29迎撃で護衛のP-51とも対等に戦っていた。
でも高出力＝高性能＝高精密＝高繊細で軍はタカラの持ち腐れにしてしまった。
大きな問題はガソリンのオクタン価の不安定化（粗悪ガソリン化）
ハイオク仕様のエンジンに軽油が混ざったようなレギュラー以下の燃料を使えば、能力が出ないばかりか故障を頻発して飛べない時間が急増！やむなく、低出力に甘んじて故障頻度の少ない栄エンジンを改良しつつ使い続けた…！！
特攻から終戦まで、一式陸攻で亡くなられた山本五十六大将が開戦前に口にした通りになってしまったわけです…！