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トヨタ自動車(株)【7203】の掲示板 2023/01/14〜2023/01/16

速報来てましたもんね


トヨタ、23年の世界生産最大1060万台 目安示す

自動車・機械

2023年1月16日 17:07 (2023年1月16日 18:45更新) [有料会員限定]


トヨタ自動車は16日、2023年に自動車の世界生産を最大で1060万台とする方針を発表した。半導体不足や新型コロナウイルスの感染拡大による影響が不透明なことから、「1060万台は現時点での上限」とする目安と位置づけ、1割程度下振れするリスクにも触れた。前年の同時期に部品メーカーに伝えた22年度(23年3月期)の当初計画値(1100万台)を下回るペースだ。生産を増やし受注残の削減を目指す。

国内外合わせて単純計算で毎月の生産台数は80万台超となる。直近でデータのある22年11月は83万台を生産しており、23年には大幅な減産は見込んでいないもようだ。

トヨタは新型コロナの感染拡大や半導体不足、自然災害などによる直近の生産混乱から、23年生産方針を厳密な計画値ではなく、生産計画を立てる目安としての基準を示したようだ。部品各社はこの数字に基づき部品生産数などの経営計画を策定する。

トヨタは22年度に約1100万台を生産すると部品メーカーに通知したが、半導体不足や自然災害の影響で22年5月には計画を970万台に引き下げた。11月にはさらに50万台分下方修正した。23年は2月に約80万台、3月に約100万台と過去最高水準の生産を想定しているようだ。この計画通りに生産が進めば22年度は920万台前後の生産となり、過去最高を更新する。

トヨタは20年度に818万台、21年度には856万台を世界で生産している。これまでの過去最高は16年度の907万台だ。

米S&Pグローバルモビリティによると、23年1~12月の世界新車(乗用車系)販売台数は前年比6%増の約8360万台になると予測している。半導体不足などの影響が22年と比べると緩和するという。

22年は計画通りの生産ができず、受注したのに納車されない「受注残」が積み上がった。人気の多目的スポーツ車(SUV)では納車まで1年半近くかかるケースが常態化した。今回示した生産が計画通り実現すれば納期の正常化につながる。

トヨタは納期遅れに対応しようと、22年8月に発売した新型「シエンタ」から納車時期が比較的早い装備構成の「推奨仕様車」を打ち出した。需要を推奨仕様車に誘導し、効率的に生産するのがねらいだ。遠隔で車の施錠などができる「スマートキー」も一部車種で納車時に従来の2つから1つに減らして渡している。