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日産自動車(株)【7201】の掲示板 2020/12/10〜2020/12/12

>>1118

現在、東扇島や千葉県の袖ケ浦、富津火力発電所等がLNGタンクとして稼働しています。
発電所自体の内部施設は芝生など植えられてスッキリ爽やかな施設で、ガス圧などの圧力監視計装機器が至る所に取り付けられています。

液体から気化するときの膨張エネルギがタービンブレードを回すエネルギとなります。
あとは電磁気学の応用で、我々の生活に欠かせない電気を発電します。

高圧タンクでタンク自体は円筒形で殆どが地下30mに埋め込まれ、上部のみの10%程度がドーム状で一部のみ地上露出しています。
タンク建設時の最終検査等は水を張って、内部にゴムボート浮かべて検査しています。
東電若造職員wが重要検査に偉そうwに形式だけで立ち会います。

そのLNGタンクから直径1.5mほどのステンレス系の高圧メイン配管が出てLNGがタービン室へ送り込まれます。
特にメイン高圧ステンレス配管などの溶接部はRT非破壊検査でブローホールや不純物混入が無いかチェックされ、配管素材含め多くの部材がステンシルというシリアルNoでその素性と製造過程をチェックされ厳重に記録・管理保管されています。

その他の低圧配管系はユーティリティ配管と呼ばれ炭素鋼系素材で作られています。

物凄く厳しい耐圧・気密試験を経て配管プラント網は完成し、その検査合格後晴れてLNGを注入され稼働し、東京電力管内に安定電力供給という重責を担っていますが、現在東京電力は原子力発電所爆発事故で自己重力破壊を起こしペシャンコになっているのが現状です。

建設は三菱重工、川重、IHI、新日鉄(当時)など大手重工系が取り仕切り、千代田化工建設・東洋エンジニアリング・日揮など大手プラント建設メーカーが受け、他の孫請け企業に施工依頼してたようです。

時々東京湾沿岸を丸いドームを3つ程並べたLNG船が接岸してリキッドナチュラルガス(LNG)を注入してます。
船員はギャングウエイを通ります。

各火力発電所タンクは海底埋設パイプラインで繋がっており、パイプラインを通してLNGを融通しています。

人類の大きな課題は、発電した電気を大量に貯めること(大容量電池・バッテリ)が出来ない事がボトルネックになっています。
この問題が解決した時こそ、晴れて人類は電気そのものを制御したと言える時代になるでしょう。