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iシェアーズ・コア 米国債7-10年ETF(H有)【1482】の掲示板

>>393

通貨ヘッジは一般的には、保有するドル資産(米国債)に対し、同額のドル売り円買いの為替予約をすることによって、ファンド全体の為替影響を中立にすることによって行います。

現在日本の政策金利は-0.10%(実質ゼロ)、米のFFコール金利が5.5%ですが、
仮に金利がこのまま固定で、1年後に資金を予約をした場合、日本円の場合、ゼロ金利ですので現在段階で100%の額を用意する必要がありますが、米ドルの場合1年間の金利分5.5%を割り引いた額を用意すれば足ります(94%強の資金で安全運用してれば1年後には満額になっている)。

この金利差による、結果の差異を埋めるのが上の為替予約取引ですので、為替予約のレートは、原則としてその国家間の金利差と予約の期間で定まります。

来年利下げ予定とみられますし、実際には国債3か月物(決算が3か月毎なので)のレートで比較しないとダメだと思いますが、基本的な考え方は上の通りで、現在だと年4~5%くらいの割合で為替ヘッジコストがかかっているはずです。