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リバーホールディングス(株)【5690】の掲示板 2021/08/13〜2021/09/05

>>995

この発電所は、伊藤忠、大阪ガス、株式会社三井E&Sエンジニアリングの共同出資の「市原バイオマス発電株式会社」のことですね。燃料に木質ペレットおよびパーム椰子殻(PKS)を使用するバイオマス発電所(発電容量49.9MW)で、昨年12月から稼働してます。

タケエイが買ったのは、2006年5月稼働の「市原グリーン電力」ってやつです。発電容量は49.9MWで同じです。石炭火力なんかの発電所の寿命って物理的には60年近くありますし、技術革新によりエネルギーの変換効率なんかが向上するんで経済的寿命ってのは別ですが、産業廃棄物の焼却ですのでそれほどエネルギー効率にはセンシティブでは無さそうです。

タケエイって東北でバイオマス発電の実績を築き、それを引っ提げて首都圏で発電事業を推進しているんですが、実のところ発電を兼ねた産業廃棄物の焼却施設ですね。産業廃棄物って家庭用のゴミと違って、建設廃材とか廃プラ・紙・繊維などの混合ゴミが主体ですから、発電所の燃料として適してますね。
産廃の焼却場を作るとなると、それこそ自治体の建設する家庭ごみの焼却施設でさえ反対運動が強くて建設が困難です。まして、よそ者が作るとなると猶更困難ですし、精々のところ地元の業者が小型の効率の悪い焼却場(自治体運営の焼却場に比べ1/3程度)を作る程度では。
それに対しタケエイは、バイオマスの実績を積み上げそれを前面に出し、首都圏に逆進出したんです。規模的にも十分で発電効率もまずまずってとこです。横須賀・東金なんて、地元の反対どころか寧ろ歓迎されてますし、補助金なんかも出して貰えるはずです。賢いですよね。

  • >>998

    市原でバイオマス発電所で出力が同じで、三井からの買収と紛らわしい(笑)
    ご指摘どうもありがとうございます。
    rkaさんの仰る逆上陸ですか
    なるほど、いきなり中古の中型発電所よりは、運用実績を活かし利用、何事も経験ですね、深い
    東金も住民から歓迎される位なら
    きっと上手く行くのでしょうね。

    老朽化石炭火力発電所の廃棄とかは実際問題、そんな簡単な物では無いでしょうしね。
    バイオマスや廃棄物発電所で転用が延命策では最適なんでしょうね
    イーレックスが目を付けるのも良く判る気がします。

    中国の昨年の石炭火力発電は1.7%増の77テラワット時となり、世界の石炭火力発電に占める割合が15年の44%から53%に拡大した。20カ国・地域(G20)諸国で同火力発電が大きく増えたのは中国のみという。
    世界全体でも石炭火力発電所比率は38%程はあるし、
    世界の石炭火力発電に占める割合の50%以上の中国は70%近くが石炭火力ですものね。

    暫くは石炭は高値でしょうから
    廃棄物発電やバイオマス発電等に
    注目が集まるかしれませんね。
    バイオマス燃料は飛躍的に利用が増えそうです。
    リバーASR、タケエイRPFの固化燃料がバンバン売れれば良いですね、高値で(笑)