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NY市場サマリー(8日)ダウ6連騰、ドル・利回り上昇
2024年5月9日午前 6:43 GMT+923分前更新

<為替> 米ドルが対円で3営業日連続で上昇した。米経済が他国をアウトパフォームするという期待が高まる一方、日本当局による介入が警戒されている。
アナリストらは、日米間の大きな金利差を踏まえると、日本当局が円買い介入を行っても円安に歯止めをかける効果は一時的でしかないと指摘している。
ドル/円は0.59%高の155.60円。先週は一時151.86円を付けていた。
ドル指数は0.11%高の105.54。 ユーロ/ドルは0.08%安の1.0745ドル。ポンド/ドルは0.1%安の1.2492ドルとなった。

<債券> 米債利回りが上昇した。今週は注目される経済指標の発表が乏しい中、10年債入札を消化する格好となった。
財務省が8日に実施した10年債入札(420億ドル)は最高落札利回りが4.483%と、入札前取引の水準を若干下回った。応札倍率は2.49倍だった。
TDセキュリティーズ(ニューヨーク)の米金利戦略責任者、ゲンナディ・ゴールドバーグ氏は、小幅ながら平均落札価格と最低落札価格の差(テール)が見られたにもかかわらず、応札倍率はここ最近の平均並みで、前日の3年債入札での堅調な需要に続き、10年債入札も比較的消化できたとの見方を示した。
もっとも10年債利回りは入札後にやや上昇。終盤は3.1ベーシスポイント(bp)上昇の4.492%だった。
2年債利回りは1.3bp上昇の4.8407%。

<株式> 支援的な金融政策への期待からダウ工業株30種が6連騰した。ただ国債利回りの上昇を反映し、他の指数は軟調。S&P総合500種は横ばいで終了し、ナスダック総合は2日続落した。
ダウの6日続伸は昨年12月の9連騰以来。5週間ぶりに3万9000ドル台を回復した。

<金先物> 米連邦準備理事会(FRB)高官らの発言に注目が集まる中、対ユーロでのドル高が重荷となり、続落した。中心限月6月物の清算値(終値に相当)は前日比1.90ドル(0.08%)安の1オンス=2322.30ドル。

<米原油先物> 需給引き締まり観測を背景に反発した。米国産標準油種WTIの中心限月6月物の清算値(終値に相当)は前日比0.61ドル(0.78%)高の1バレル=78.99ドルだった。7月物は0.50ドル高の78.56ドル。