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伊藤忠商事(株)【8001】の掲示板 2021/07/11〜2021/08/17

>>142

単体で減損、連結ではこれを回避して持分取込み、これができたのは伊藤忠は単体決算は日本会計基準、連結決算はIFRSでやっているからです。
あまりマニアックなことを書きすぎても…なので端折りますが、
①日本会計基準はシンプルに株価時価評価で減損判定実施
②IFRSは「将来CFを総合的に勘案して判断」
のため①では明確に減損対象でも、②では「いや、将来よくなります」と説明してそのロジックを監査法人が妥当と認めれば減損はしなくて済みます。
今回はCITIC自身が開示した中期計画の中で業績改善が謳われており、これを客観的論拠として伊藤忠は呈示し減損不要を主張したと思われます。

会計ルール上は「OK」の線ですが、心証的に日本人は「正々堂々」を好むため、この数年で伊藤忠がやった「頭の良すぎる会計処理」が皆さんの中でいまだに「なんか釈然としないんだよなぁ」と残っているんでしょうね。

  • >>150

    商社の会計処理は複雑ですね

    業績とは別に期末決算発表の時に初めて明らかになる内容が多すぎます。
    それも巨額な数字が出てきます。
    2016年の商事物産の巨額減損処理も、そんな金額がなぜ今?という内容でした。
    丸紅の2019年も住商の2020年も予想を上回る減損処理でした。

    また2020年の商事の巨額税金戻しでの利益首位維持も、前に予告してくれよ
    という内容でした。予告すれば伊藤忠が利益を積み増すと考えたのでしょうか?

    結局、商社の会計処理(減損処理)には背景となる外部環境の裏付けは有るものの「いつ、いくら」に関しては、裁量が大きく株主は発表されて初めてその解釈に右往左往していると思います。順位をめぐる駆け引きがあるのでしょうか。
    株主にとっては順位よりも「利益と配当の予算達成」の方が重要だと思います。

    以下三菱商事の「まさかの逆転首位維持」をもたらした「隠し玉」会計処理の例
    日経ビジネス 2020.5.12
    戻ってくる税金767億円で首位を維持
    三菱商事の大逆転首位維持をもたらしたのは「チリ銅事業の再編に伴う繰り延べ税金資産の計上」による一過性利益767億円だ。チリ銅事業は16年3月期に約2700億円の損失を計上し、赤字転落の主因となった。しかし、当時は税法上の損金として認識できておらず、20年3月期に子会社の清算の見通しが立ったことで損金と認められることになり、戻ってくる税金の分だけ利益が計上できたというわけだ。
    以下略

  • >>150

    その監査法人から注意書きつけられまてるが?

    citicとファミマ

    しかも下記の方が言ってるのは、同じ会社同じ条件でなぜ、連結にしたり単体にしたりするのかという事

    本質を理解してせよ笑笑

    来季は単体になるのか?連結になるのか、いつ、どのような基準で決まるのか何も説明していない

    なぜ都合の良い時だけ、単体にしたり連結にしたりと、会社のご都合で選べるよな笑笑