ここから本文です
Yahoo!ファイナンス
投稿一覧に戻る

トヨタ自動車(株)【7203】の掲示板 2022/01/20〜2022/01/21

トヨタは環境を考えている会社とみなされているのか、の問題。

VWグループ傘下のポルシェとAudiが相次いでルマン24時間から撤退した時のメッセージは、今は(BEVなどの)環境対策車の開発と会社のリエンジニアリングを最優先にする時なので、しばらくルマン24時間を去る、と言って去った。

両雄がルマン24時間から撤収した後にはじめてトヨタが強豪不在のルマン24に優勝できたのは記憶に新しい。ポルシェとAudiを傘下に持つフォルクスワーゲングループの技術力はこれほど高いという事実をトヨタは良く理解している。

そして、自動車技術の世界的リーダーであるフォルクスワーゲングループが内燃機関から撤退するというのは、トヨタがルマン24で優勝できたのと同様に、トヨタが内燃機関使用自動車で世界をリードする可能性が出てきたという事なのだ。

トヨタはBEV専業メーカーにならず、今後もICE(内燃機関)を使う自動車で世界の隅々まで(充電設備のない諸国まで)モビリティを提供する道を選んだ。それは企業戦略としてありだと思う。

しかし、ドイツ人やフランス人で構成される団体から「化石大賞」なる不名誉な烙印を押されてしまい、このようなパーセプションが固定すると、トヨタの将来は暗いと言わざるを得ない。

そこでトヨタに提案がある。
ICEを継続するけれども、トヨタは決して環境問題に無関心な企業ではないということを示すために、トヨタのフラグシップであるランドクルーザーに電動モーターを活用した環境対策車(THS-II)を出し欲しい。

トヨタのフラッグシップはセンチュリーだと思っている人も多いが、それは日本列島の中だけのことで、世界市場におけるトヨタのフラッグシップは600万円〜800万円クラスのランドクルーザーなのだ。

「THS-IIは未熟な技術でフラッグシップに適用できない」と印象操作されてしまったら、そしてそのイメージが定着してしまったら、取り返しのつかないことになる。だから可及的速やかにランドクルーザー300系の頂点に立つモデルとしてハイブリッド車を出すのだ。ガソリンエンジン車やディーゼル車を止める必要はない。
TOP of the rangeに君臨するハイブリッドランクルを追加するかだけで良いのだ。

それだけで「化石大賞」の汚名に対して、実質を伴った反論ができると思うぞ。