日産自動車(株)【7201】の掲示板 2024/01/16〜2024/01/18

>>724

>日産の会社情報(ホームページ)の発行済み株式数が「やっと」消却済みの数に変わりましたね。
>これで「正式に」一株当たり利益は約105円になりました。
>「少しでも」上方修正があると、110円に近づくなぁと期待。

昨日、東証の開始直前に、デマ投稿有ったので晒していく。

この男は、日産のHP上で消却済み株式数(4009百万株)がオーサライズされた事を根拠にして、「「正式に」一株当たり利益は約105円になりました」というデマを開陳しました。

一株当たりの純利益(2024年3月期予想値)は様々な立場から発信されますが、基本となるのは、日産が予測値として発表している「親会社株主に帰属する当期純利益(予想値)」である「3900億円」です。

一つ目の立場として、日産自身が発信している「一株当たりの純利益」を見て見ると、99.58円であり、親会社株主に帰属する純利益を、「自己株式を除く発行済み株式数」で割ったものです。
これは、その時点での「自己株式を除く発行済み株式数」を正確に把握できるためでもあります。

なお、自己株式消却前後での正確な一株当たりの純利益(予想値)は発表されていないのでわかりません。

二つ目の立場として、例えば東洋経済「会社四季報」などの情報誌が発表している一株当たりの純利益予想があります。
これは「親会社株主に帰属する当期純利益(予想値)」である「3900億円」を「発行済み株式数」で割ったものであり、

現在、「会社四季報online」で公表されている一株当たりの純利益(予想値)は、PERが5.88(株価572.2)となっているので、97.3円と考えられる。
この値は消却後の発行済み株式数40.09億で割った値と一致している。
消却前は、おそらく92.4程度だったはずで、確かに5%程度増加している。

株式の発行主体ではない第三者である情報会社の場合、発行主体がある程度自由に変化させられる自己株式の存在を考慮して予測値を公表できないのだろうと思われる。

さて、第三の立場である「デマ公表者」は、一株当たりの純利益が「「正式に」約105円になった」と主張している。

どのような計算で、この値を主張するのか、拝聴してみたいものである。