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(株)デンソー【6902】の掲示板 2024/01/31〜2024/02/20


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業界騒然のデンソー製高出力モーター、搭載の空飛ぶクルマが型式証明取得に前進
「重さ4kgで出力100kW」は、競合他社比10倍以上の出力密度

内田 泰 日経クロステック/日経エレクトロニクス
2024.02.19

 デンソーが、“競合も驚く”高出力のモーターを供給していることなどから大きな注目を集めているドイツLilium(リリウム)のeVTOL(電動垂直離着陸)機、いわゆる「空飛ぶクルマ」の型式証明取得プロセスが前進している。

 リリウムは2023年11月27日、商用運航に向けて型式証明を申請している欧州航空安全機関(EASA)から「設計機関承認(Design Organization Approval)」を取得したと発表した。

 設計機関承認は、安全でコンプライアンスに準拠した航空機を設計・開発する企業に対する品質保証の証しとなるものである。設計機関の承認を受けることは、あらゆる民間航空機メーカーにとって中核的な要件になっている。

 同社はこれを受けて2023年12月6日に、開発を進めている「Lilium Jet」の製造をドイツにある同社施設で開始したと発表した。最初の7機はEASAでの型式証明の飛行テストに使用されるという。


最大7人乗りで航続距離は250km以上と飛行効率に優れる点が大きな特徴。機体は全長8.5m、翼幅13.9m
 Lilium Jetは、翼やプロペラを離着陸時は垂直方向、巡航時は水平方向に偏向する「推力偏向」と呼ばれるタイプのeVTOL機。翼がなく複数のプロペラで飛行する「マルチコプター」と比較してシステムは複雑になるが、高速で長距離飛行が可能だ。

 推力偏向タイプでは、米Joby Aviation(ジョビー・アビエーション)の「S4」が型式証明プロセスで最も先行している。S4は米連邦航空局(FAA)において同プロセスを進めている。

 ただし、Lilium Jetは仕様上、S4と比較して飛行効率で上回っている点で、航空業界関係者などから大きな注目を集めている。具体的には、S4が5人乗り(パイロット1人)で航続距離が約240kmであるのに対し、Lilium Jetは最大7人乗り(パイロット1人で乗客が6人か4人の座席レイアウトのタイプがある)で航続距離を250km以上としている。


良いニュース見つけました。さすがデンソー♪