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塩野義製薬(株)【4507】の掲示板 2022/12/07〜2022/12/08

>>627

オミクロン型派生型「BQ.1.1」と「XBB」に対して、
4つの抗ウイルス薬には増殖を抑える効果あり
抗体医薬には感染阻害効果は低い

・ 抗ウイルス薬レムデシビル、モルヌピラビル、パキロビッド(ニルマトレルビル)は、いずれも高い増殖抑制効果を示し、初期の従来型ウイルスと同様に有効

ゾコーバ(抗ウイルス薬「エンシトレルビルフマル酸」)はBA.1に対して高い有効性を示しており、有効と考えられるし、BQ.1.1やXBBの新たな派生型への効果にも期待。論文に入ってないが、東京大学の河岡義裕特任教授コメント

抗体医薬がBQ.1.1やXBBの細胞への感染をどれほど防ぐか?
抗体薬(ソトロビマブ、ベブテロビマブ、カシリビマブ・イムデビマブ、チキサゲビマブ・シルガビマブ)がオミクロン株BA.4.6系統の感染阻害効果(中和活性)を調べた。
・ BA.4.6系統の2株に対するソトロビマブとチキサゲビマブ・シルガビマブの中和活性は、著しく低い。
・ カシリビマブ・イムデビマブは、BA.4.6系統に対する中和活性を維持していましたが、BA.4.6系統に対する活性は従来株に対するそれよりも低い
・ ベブテロビマブのみがBA.4.6系統の2株に対して高い中和活性を示し、その活性は、従来株に対するそれと同程度である
https://www.ims.u-tokyo.ac.jp/imsut/jp/about/press/page_00204.html

「今後の派生型でも抗体医薬の効果が低い状態が続き、抗ウイルス薬に期待が高まる」(東京大学の河岡義裕特任教授)

抗体医薬
アストラゼネカ「エバシェルド(チキサゲビマブ・シルガビマブ)」
グラクソ・スミスクライン「ゼビュディ(ソトロビマブ)」、
リジェネロン・ファーマシューティカルズ「ロナプリーブ(カシリビマブ・イムデビマブ)」
イーライ・リリー「ベブテロビマブ」