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投稿コメント一覧 (22コメント)

  • >>No. 1049

    あ、書きぶりの話ですね。なるほど。

    書きぶりについても、
    リボミック:治療歴のないwet AMDに対して新しい治療法を提供するものと考えられる(考察)
    クリングル:(副次的評価項目ですが有意差が出たので)PMDAと製造販売承認申請について協議を行う。

    だと大分違う気もしますが、ここらへんはもう主観的な感じ方の範囲ですね。
    失礼しました。

  • >>No. 1042

    滲出型加齢黄斑変性って希少疾病ですかね?
    添付された資料の中をみると既存薬(アイリーア?)もあるようです。
    もし希少疾病でなく他の薬もあるのであれば、きちんと有意差が出ないと申請は難しいと思います。

    クリングルの脊髄損傷急性期第3相は、
    ・希少疾病
    ・他に薬がない
    ・事前に設定された副次的評価項目で有意差達成(「一定の有効性」を主張する根拠あり)
    なので、少なくとも希少疾病用として承認申請できる形式的な要件は、ギリギリ満たしているという点で、リボミック(ヘリオスやリプロセル含めて)とは状況が異なる気がします。

  • >>No. 725

    クラリスHPの資金調達に関する記事に、corneal scarについても載っていました。
    適応症の候補は、眼科領域だけでも他にいろいろありそうですね。

    Additional indications of interest that are being actively pursued by Claris, supported by preclinical and clinical data, include limbal stem cell deficiency and pre-existing corneal scar. Future potential indications include corneal injury, corneal ulcers, chemical burns, and persistent epithelial defects.

  • >>No. 707

    確認ありがとうございます!
    病名は知りませんでしたが、瘢痕ということは声帯瘢痕と同じような繊維化疾患ですかね。

    なんにせよパイプラインが増えるのは良いですね。

  • >>No. 705

    あ、ほんとですね。

    日付が新しい方が正しい情報ですね。
    すいません、よく確かめず、大変失礼いたしました。

  • >>No. 694

    すいません、僭越ながら、クラリスの治験は終了時期がすこし後ズレしていそうな気がします。

    下記の履歴みても去年の12月で終了時期を2月から半年くらい?後ずれさせているようです。
    誤差の範囲と思いますが、念のため。
    https://classic.clinicaltrials.gov/ct2/show/NCT04909450?term=claris&draw=2&rank=3

    ちなみに、上記を検索してみて気づきましたが、これ、HGFを使ったクラリスの新しい治験ですかね???
    フェーズ1のようですが、2月13日開始?
    https://classic.clinicaltrials.gov/ct2/show/NCT06257355?term=claris&draw=2&rank=2

    今気づいたばかりなので、上の件含めて認識違っていたらすいません。。。

  • >>No. 544

    そうですね。仰る通り、プラセボとの比較の方が望ましいと思います。

    ただ、希少疾病なのでなかなか組入数を増やすのも難しいので、そこも考慮されて第3相の治験がデザインされているかと思います。
    そのデザインの中で有意差が出たので、少なくとも「一定の」有効性は主張できるかと。

    ヘリオスとの比較においては、事前に決められていた副次的評価項目の有意差が出たという事実は大きな違いですし、少なくとも「一定の有効性」を主張する根拠にはなりそうな気がします。

    論文。。。
    すいません。第1/2相の結果についての論文そのものは読んでいないです。
    不勉強で申し訳ないです。

  • >>No. 482

    ジョーカーさんの投稿は大変参考にさせて頂いており、おかげ様で今日まで我慢してインせずに済みました(そろそろインしようかと思っています)。
    ありがとうございます。

    その前提で、以下気になった点を。
    (文章が下手なので、お気に障る表現があったらすいません)

    A1について)
    今回第3相の比較対象のデータや副次的評価項目は事前に決められています。
    重要なのは、この前提でA→Bで有意差が出たことかと思っています。
    事前に決められている第3相の副次的評価項目における有意差は、第1/2相の同項目のデータで否定されるものではないかと。
    (後付けで良い指標をピックアップするのはサブ解析で、有効性の評価としては無意味ですが、逆に後付けで悪い指標をピックアップしたり比較対象にしたりするのもまたサブ解析となりかねないかと思っています)

    A3について)
    ヘリオスTresure試験は脳梗塞向けで、希少疾病ではなく、制度としても「先駆け審査」対象としているかと思います。過去の傾向からは、「先駆け審査」での承認には「主要評価項目における有意差」が必要になっている模様なので、ヘリオスが脳梗塞の薬が申請できず様子見状態?になっているというのもわかります。
    (ちなみに、ヘリオスのパイプラインで追加試験が求められているのは希少疾病のARDSかと思いますが、治験における主要・副次での有意差が開示されていないようなので、「一定の有効性」を説明するための追加試験が求められたのも理解できます)

    また、希少疾病における条件付承認は、患者が新たな治療法へ早期にアクセスできるようにするのが目的であり、「一定の有効性」等があれば対象になります。
    脊髄損傷急性期は「代替する適切な医薬品」がない「希少疾病」でありますし、今回「有意差が出た」ことで「一定の有効性」を主張することは可能となるので、ヘリオスの上記2治験とは状況が異なると認識しています。

  • あ、リプロセルもあるんですね。

    ■リプロセル
    希少疾病:該当 
    治験:第2相
    結果:主要評価項目未達、副次的評価項目の有意差も達成できていない???(詳細不明)

    もし副次的でも有意差がないとなると、「一定の有効性」を示せていない気がするので、これで条件付き承認を認めると、ヘリオスのARDSも追加試験無しで条件付承認を認められていたことになりそうなので、承認の整合性という意味でどうかな。。。という印象です。

    状況的にはクリングルの方が条件付承認に合致してそうな気がします。

  • あれ、すいません。この記事見て書いてしまったので、間違っていたらすいませんです。
    https://bio.nikkeibp.co.jp/atcl/news/p1/22/05/23/09525/

  • 名前の出ていたヘリオスやサンバイオについて見てみました。

    条件付早期承認:希少疾病・再生医療等製品ともに「患者数が少ない疾病」が対象
    先駆け審査:先駆的な再生医療等製品が対象

    承認の運用としては「「先駆け承認品目」では主要評価項目において閾値を上回るなどの有効性が示されていた*」ようです。
    *引用)104ページ(PDFでは12ページ目)
    https://www.jstage.jst.go.jp/article/rsmp/11/2/11_93/_pdf/-char/ja

    各治験の状況

    ■ヘリオスARDS
    希少疾病:該当 
    治験:第2相
    結果:良好ではあるが有意差はなさそう?(なので条件付でも申請できない?)
    リンクhttps://bio.nikkeibp.co.jp/atcl/column/16/040700054/040800075/
    状態:2024年2月追加試験開始

    ■ヘリオス脳梗塞急性期
    希少疾病:該当せず 先駆け審査:該当
    治験:第2相
    結果:主要評価項目未達、副次的評価項目達成(なので先駆けでは申請できない?)
    状態:2023年10月に、海外でライセンス元が実施中の第3相中間解析結果で、組入患者数増加が必要とされた。更なるデータ解析の結果待ち。

    ■サンバイオ 慢性期外傷性脳損傷
    希少疾病:該当せず 先駆け審査:該当
    治験:第2相
    結果:主要評価項目達成(なので先駆けでは申請できる?)
    状態:先駆け審査で申請するも、収量問題で審査停滞。

    こう見ると、現在の状態には各々理由があって、ヘリオスのARDSと状況は似てそうですが、ARDSは有意差が示されていないので、追加試験なのかも?

    ■クリングル
    希少疾病:該当 
    治験:第3相
    結果:主要評価項目未達、副次的評価項目で有意差達成(なので条件付で申請できる?)
    状態:申請に向けて協議すると発表

    クリングルは希少疾病で第3相で有意差が出たので「一定の有効性」の主張はできそうな。
    整理したら、ますます条件付承認なら承認される気がしてきました。(買うのは株価が落ち着いてからですが)
    *各治験の認識が違ったらすいません。

  • そうですね。
    そのままクリングルに当てはまるとも思っていませんが、重要なのは「主要評価項目が未達」でも、各治験・各疾病の状況や背景を個別検討して申請・承認されるケースはあるということかと。
    あと、「条件付承認」であればまた話は違うかと思っています。

  • これとかですかね。ググっただけなので、それぞれ何か特殊事情があったらすいません。

    ・武田のmaribavirは第3相で主要評価項目未達
     https://www.takeda.com/jp/newsroom/newsreleases/2022/20221220_8360/
    ・maribavirは2023年11月に承認申請済
     https://www.takeda.com/ja-jp/announcements/2023/maribavir-2

    ・バイオジェンのトフェルセン第三相結果:主要評価項目未達
     https://www.biogen.co.jp/news/2021-10-20-news.html
    ・バイオジェンのトフェルセン:迅速承認獲得
     https://www.biogen.co.jp/news/2023-04-27-news.html

  • もちろん第3祖の方が低い(悪い)です。
    それでも、少なくとも条件付きで承認される可能性はあると解釈しました。

  • 第2相では有効性は「示唆」されていたものの有意差が無かったのに対して、第3相では、副次的とはいえ、有効性について有意差が出たのが大きな差かと。

    本承認への申請をできるかは正直わかりませんが、希少疾病用医薬品の条件付早期承認であれば、そもそもが「十分な治験データを揃えにくい希少疾病等医薬品を対象に「販売後」に安全性、有効性を検証する制度」なので、合致する可能性はありそうな。

    条件付早期承認された医薬品には「「条件付き早期承認品目」では一部の閾値を下回っていることなどにより検証的評価は難しい状況にあった*」ものもあるようです。
    *引用)条件付きの承認制度における市販前・市販後レギュレーションの104ページ(PDFでは12ページ目)
    https://www.jstage.jst.go.jp/article/rsmp/11/2/11_93/_pdf/-char/ja

    また、「条件付き承認5 品目については第Ⅲ相試験による評価は実施されていなかった.このように,条件付き承認の段階では,市販前の有効性評価のエビデンスは低い傾向にある.*」ともあります。
    *同107ページ(PDFでは15ページ)

    希少疾病用医薬品における条件付承認(販売後に再度有効性を検証)であれば、今回の第3相の治験結果の内容は、結構条件に合致していそうな気がします。

    しかしこの「0点でもない、100点でもない結果」だと、解釈や投資スタンスがこんなにも違ってきて面白いですね。

    私は(少なくとも条件付では)承認される可能性が高い、と解釈したので買ってみます。

  • ここは議論が「振り出しに戻る」的な感じになりますが、重要なのは再現性というよりは、最初に決められた評価項目の有意差の有無かと思っています。

    その意味で「第3相では主要のA→Cではなく、副次のA→Bで有意差が出た」という結果は、理想的な結果ではないですが、この結果でベネフィットがリスクを上回ると判断されるかですよね。
    個人的には絶望的なデータではなさそうなので、株価次第ではおもしろいなと思った次第です。
    ここは解釈の仕方なので、もちろん「申請できない・承認されない」という理屈もわかります。
    お付き合いいただきありがとうございました。

  • 返信ありがとうございます。

    第3相の比較対象はPMDAとの協議の上で総合せき損センターのデータベースと治験前に決められているので、それ以外のデータとの比較にはならないような。
    第2相のデータの方が比較対象として適切であれば、最初からPMDAにそのように指定されていなければならないと思います。
    あとから「実は第2相と比較しないとおかしい」となると、それこそ後付け・恣意的な評価になってしまう気がします。

  • ステラミックは培養に2~3週間かかるので、そもそも投与対象時期が異なるかと。
    IPSとの併用みたいに、「HGF→ステラミック」の併用などはありえそうな気もしますが、これはありなのかわかりません。

  • あ、第三相(A→Bは56%)の比較対象はあくまで
    総合せき損センターのデータベースなので
    A→Bは19.8%ですかね。
    これも最初に決められていることです。

  • サブ解析なら解析項目自体が後付けになるはずなので恣意的のそしりを免れませんが、副次的評価項目なら「最初にこの項目を評価します」と決めてあるはずなので、この点も大きな差かと。

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