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(株)レナサイエンス【4889】の掲示板 2023/12/01〜2024/01/11

※株価の動きは判断できませんが、資料参考になれば幸いです。
レナサイエンスの研究開発の特徴
① 多様なモダリティ開発(医薬品、医療機器、プログラム医療機器)

当社は医療課題を解決し、ヒトが心身共に生涯にわたって健康を享受できるための新しい医療を創造したいと考えています。医薬品産業も、低分子医薬品を中心とした開発から、バイオ医薬品(抗体医薬、核酸医薬品、遺伝子治療、細胞治療)へと、モダリティが多様化しつつあります。さらには近年の工学系や情報系技術の進歩により、情報・工学技術との融合による新たな医療の模索も進んでおり、欧米や国内の大手製薬企業では既に医薬品単体のビジネスから医療ソリューション全般にわたるビジネスへの転換を迎えております。医薬品、医療機器、さらには人工知能(AI)を活用したプログラム医療機器やアプリなど、医療での治療オプションも広がりつつあります。そのため、これまでの当社の主体である化学系や生物系の研究に加えて、工学系や情報系の研究にも視野を広げ、多彩で魅力ある研究と事業のポートフォリオを創出しています。

  • >>587

    つづきです。
    ④基礎研究から医師主導治験まで一気通貫での開発

    当社は、基礎研究からはじまり治療のコンセプトやアイデアを着想し、医薬品、医療機器などの「モノづくり」を行っています。適切な動物や細胞を用いた必要な非臨床試験を終了し、必要なヒトにおける臨床試験(治験)で実証し、出来れば販売の許可を受けるための承認申請に近いところまで自社で対応したいと考えています。例えば、2022年12月に承認を得た医療機器である極細内視鏡は、製品開発から非臨床試験の実施、臨床試験(研究を実施している医師が自ら行う医師主導治験)の終了まで複数の大学と共同で開発を進め、国外医療機器企業に導出後に承認申請を行いました。また、血液がんの一種である慢性骨髄性白血病の治療薬は現在、承認申請に必要な最後の臨床試験である第Ⅲ相試験を実施中ですが、今後も希少疾患などの領域では第Ⅲ相試験まで自社で実施したいと考えています。その理由は、希少疾患などの治療薬は開発コストが大きい場合、大手製薬企業では注力されにくい場合があるからです。自社で承認に近いところまで開発することで、確実に重要なシーズを社会実装することが可能です。また、開発ステージが後期の段階で導出した方が、当社の受け取る対価も大きくなるので、株主の皆様にも還元出来ると考えるからです。