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(株)マネジメントソリューションズ【7033】の掲示板 2024/04/23〜

グロース株は人気が無いとかいう人がいるが、人気の問題ではない。アメリカの金利の問題。理由は3つ。
① DCF法によると将来伸びる会社ほど、高金利で現在割引価値が低下する。金利が高いほど将来の成長の価値は低下する。
②22年末にラッセル2000の空売りを最初期にしたJeremy Granthamがはっきりと言っていたように、高金利だと財政状態が良くない小型グロース株の金利負担が増えるから。ちなみにアメリカの大企業はコロナ期の超低金利で固定金利・長期貸し出しで大金を借りて、高金利の今はその大金をMMFなどで運用して大きな利益を上げているいる。大企業だと社債市場に容易にアクセスできたが小企業ではそうはいかなかった。日本では事情が違うのだが、皆さんアメリカに追従する。
③日本企業については米金利が高くなると円安になるので、輸出企業の多い製造業の大企業は為替差益で利益が増える。

決して人気の問題ではない、金利で計算される算数の問題。

夏から秋にかけて、昨年半ばに大幅に下がったアメリカの新規家賃価格にて契約更新される住宅が劇的に増える。契約期間が平均12ヶ月なのでこれが夏ごろからCPIやPCEに反映され、インフレ率低下し、金利は下がる。

金利が低下すると上記の①~③は逆回転して小型グロース優位となる。
人気ではなく、算数の問題。