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エヌビディア【NVDA】の掲示板 2017/03/22〜2017/06/26

米ハイテク株が浴びた「冷や水」(NY特急便)

9日の主力ハイテク株は今年最大級の下落率となった。
 何が起きたのか。米金融サービス会社、ミラー・タバックのマシュー・マリー氏は「複数の悪材料が重なり、ハイテク株売りの自動計算取引が作動した」と指摘する。確かに主力銘柄の下落率は似通っており、機械的に一律に売られたようにみえる。
 取引時間前、米通信社が「アップルが年後半に発表する『iPhone8』は次世代のギガビット通信に対応しておらず、アンドロイド端末に劣る」と伝えていた。午前10時過ぎには空売り専門の調査会社、米シトロンが「エヌビディア株は、ばくちのような株だ」と売り推奨のコメントを流した。
 これらの材料が自動計算取引にどう影響したのかはわからない。ただ、朝方は小幅安だった主力ハイテク株は、午前11時過ぎから坂道を転がるように下げ幅を広げた。
 今年の米株相場はハイテク株が主役だった。業種別S&P500種株価指数の「IT」は年初から6/8まで22%上昇。上昇率は市場平均の2倍以上だ。なかでもエヌビディアはAI関連の本命として注目され、過去1カ月間に50%強も上げていた。
 ハイテク株の買われすぎを指摘する声は増えていた。メリルリンチのマイケル・ハートネット氏は「バリュー銘柄との比較では、米グロース銘柄はITバブル時並みの高さにある」と指摘する。ハイテク株はグロース銘柄の代表だ。
 「MSCI米グロース」を、「MSCI世界バリュー」で割った値は6/8で1.56。過去10年間で2倍以上に高まり、ITバブルのピークだった2000年3月の1.62に迫る。
 ハイテク株の調整のメドは? キングズビュー・アセットのポール・ノールト氏は「今年の上げ幅の半分くらい(約10%)下げてもおかしくない」と話す。
 とはいえ悲観的になりすぎる必要もない。ネット通販、ネット広告、動画配信、AI、自動運転――。米ハイテク企業は中長期的な成長が確実視される事業が柱になっている。景気や為替相場に業績が左右されやすい日本のハイテク株とは本質的に異なる。一定の調整を経れば押し目買いが期待できるとの見方が有力だ。

賛成! 

「強気相場は悲観のなかに生まれ、懐疑の中で育ち、楽観と共に成熟し、幸福のうちに消えていく」の繰り返し
今は懐疑の中で育っていた時に「冷や水」を浴びただけ!!