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テスラ【TSLA】の掲示板 2021/11/10

【テスラがミリ波レーダーも捨てる 新モデルSにはかっ飛びモーター】

6月17日

【テスラが自動運転機能からレーダー削除、安全確保は可能か】

6月6日

テスラが半自動運転機能「オートパイロット」から

レーダーセンサーを削除

すると発表したことが波紋を呼んでいる。

テスラはカメラのみで構成するシステムを目指す方針だが、業界内では暗闇やぎらつき、悪天候といった環境で有効に機能するのか懸念する声が多い。

マスク氏は16年、ツイッターに「レーダーの良い点はLiDAR(ライダー)とは違い、雨や雪、霧、粉塵などが降っていても先を見通せることだ」と投稿し、テスラもレーダーは「前方の物体の把握と反応で重要な役割を担う」と説明した。

LiDARはレーザー光を駆使して対象物の形状や対象物までの距離を計測する光センサー技術。レーダーに比べて、物体についてより正確な情報を伝えるが、コストは高く、テスラは採用していない。

テスラの運転者からは、オーバーパス(陸橋などとの交差地点)や橋などを走行中に車が突然停止する「ファントムブレーキング」が起きたと苦情も寄せられた。

マスク氏はカメラだけで構成する新システムについて、混乱を引き起こす信号が少ないため、レーダーよりも安全だと述べた。

テスラ車は16年5月以降も似たような状況で事故の発生が相次ぎ、米道路交通安全局(NHTSA)は現在、テスラ車が関係した24件の事故について調査を進めている。

<自動運転の他の安全技術>

殆どの自動車メーカーと自動運転車企業は

カメラ、電波を用いるレーダー、光センサーのLiDAR

の3つの技術を使っている。

レーダーシステムは悪天候下で機能するが、物体を正確に認識する解像度が低い。LiDARは解像度が高いが、悪天候に弱い。

ラジクマール教授は

「種類の違うセンサーを全て使い、それを統合する必要がある」

と指摘。

<レーダー不採用の影響>

カリフォルニア大学バークリー校の研究者、スティーブ・シャルドバー氏は、レーダーの削除で運転支援機能が低下し

「悪天候下では『利用度が低い』という状態から『利用不可能』になる。技術的にどう見てもばかげている。部品のコストを下げるための1つの手段に過ぎない」

と手厳しい。

【結論】

テスラ車はレイダーもライダーもない事故を招く危険車です。