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(株)Veritas In Silico【130A】の掲示板 2024/03/30〜

金曜日のバイオ株値上がり率第1位はクリングル、第2位はケイファーマでした。
(その他のバイオ株は、全てマイナス。)

1.クリングル(4884)  +1.24%
2.ケイファーマ(4896) +0.85%

両社に共通しているのは「ALS」と「脊髄損傷」の治療薬を開発している点です。
以下、両社の概要をまとめましたので、参考にしてください。

■ケイファーマ
ALSの第1/2a相が終了し、国内の権利をアルフレッサファーマに導出。第3相を準備中。
亜急性期脊髄損傷の医師主導臨床研究を慶応義塾大学において実施中。

ケイファーマのヒトiPS細胞由来神経幹/前駆細胞とクリングルの組換えヒトHGFタンパク質および足場基材の併用療法により、完全脊髄損傷モデル動物の慢性期において、運動機能と排尿機能の回復に世界で初めて成功。

■クリングル
ALSの第1相、第2相を終了し、第2相の追加解析に関する東北大学との共同研究を開始しました。

脊髄損傷急性期の第3相が終了し、今年の9月末までに国内承認申請を予定しています。

承認されれば「世界初」で、既にオーファン指定を受けています。
市場規模は国内120億円、海外600億円。

第1/2相、第3相の結果は「条件付き早期承認制度」の条件を満たしており、承認される可能性は高いです。

承認申請時にマイルストーン収入が2億円、来期(25/9期)は承認取得して、マイルストーン収入、製品販売収入、ロイヤリティ収入等で黒字化を予定しています。

○会社四季報予想
(百万円)売上高 営業利益 純利益
24/9期  270  -1,130 -1,110
25/9期 1,000    100  130

現在の時価総額は37億円。同じように希少疾患で今年後半に国内承認申請を予定しているオンコリスの時価総額が140億円。

承認申請を経て、製品上市と黒字化が見えてきたバイオ株なら、時価総額的に今から最低3~4倍にはなると思います。