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米国株式市場=ダウ7日続伸、米指標受け利下げ観測高まる
2024年5月10日午前 6:40 GMT+914分前更新

[ニューヨーク 9日 ロイター] - 米国株式市場はダウ工業株30種が7営業日続伸して取引を終了した。米新規失業保険申請件数の予想以上の増加を受けて利下げ観測が強まり、主要3株価指数全てが上昇した。
ダウは昨年12月以来の7連騰で、4月1日以来の高値で引けた。S&P総合500種は4月9日以来約1カ月ぶりに5200台を終値で回復した。
UBSプライベート・ウェルス・マネジメントのマネジングディレクター、ブラッド・バーンスタイン氏は米株が4月の下げを「ほぼ完全に取り戻した」と指摘。先月は連邦準備理事会(FRB)が再利上げを迫られるとの見方が台頭したほか、中東情勢が緊迫化懸念が株売りを招いた。
労働省がこの日発表した4日までの1週間の新規失業保険申請件数は前週比2万2000件増の23万1000件と、市場予想の21万5000件を上回った。これが利下げ期待を押し上げた。
市場では来週発表の卸売物価指数(PPI)と消費者物価指数(CPI)が金融政策の先行きを占う上で注目されている。
先週発表の雇用統計や雇用動態調査を受けて市場は年内1─2回の利下げを織り込んでいる。
米国債利回りの低下も株式相場の支援材料となり、金利変動に敏感な大型ハイテク株の買いを誘った。アップル、アマゾン、メタ・プラットフォームズは0.6─1%高で引けた。
S&Pの主要11セクターのうち10セクターが上昇した。
一方、英半導体設計アーム・ホールディングスは2.3%下落。同社が示した今年度(4月からの1年間)の売上高見通しが予想を下回った。 もっと見る
今月下旬に決算発表を控えるエヌビディアも1.8%下げた。