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ANAホールディングス(株)【9202】の掲示板 2024/03/01〜2024/03/16

ここが増資した頃の詳細を忘れてしまいそうなので、過去のニュースを調べてみました。

1株2,286円で新株発行、発行済株式数が40%増しだから、
株価は希薄化により、100/140になるとして、
当時(コロナ前)の株価を高い時で4,500円として計算すると
(もう少し高値を付けた時も多少はありましたが)、

4500×100/140=3,214円

この株価と比べると、現在の価格はむしろ割高じゃないかと個人的には思います。
当時と比べ有利子負債額も大幅に増えていますし。

過去最高の利益が出たなら、増資した分いくらか株を消却すれば良いのに、それも一切やらないし、従業員の一時金を増やしたり利益還元は社員だけ。現在の価格は、株主のこの会社に対する評価なのではないかと思います。今後も見通しは明るくないのでは?

(以下抜粋)
ANAの増資調達、最大3052億円に 発行価格を決定
(2020年12月7日 日本経済新聞)
ANAホールディングスは7日、2020年12月から21年1月にかけて実施する公募増資などによる資金調達額が最大3052億円になると発表した。7日の株価終値を基に発行価格を決定した。調達する資金のうち2000億円は航空機の購入など設備投資に充て、残りは有利子負債の返済に振り向ける。

公募増資とオーバーアロットメントによる売り出しを予定する。公募増資は1億2631万株を新規発行し、払込期日は14日。発行価格は2286円と7日終値より3%低く設定した。国内で7割、残りを海外で募集する。ANAHDの発行済み株式数は3月末(3億4849万株)に比べ約40%増加する。

設備投資は運航コストを抑えられる米ボーイングの中型機の購入や、既存機の客室改修などに使う。ANAHDは21年3月期の連結最終損益を過去最大の5100億円の赤字(前期は276億円の黒字)と見込む。9月末の自己資本比率は32.3%と3月末から約9ポイント低下していた。増資により21年3月末の自己資本比率は30%台前半を確保できる見通しだ。