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伊藤忠商事(株)【8001】の掲示板 2024/04/04〜2024/05/02

趣味さん

CITIC株の持ち分法適用については疑問があり 持分益は放棄し配当だけを取得する一般投資に切り替えるべきと考えていますが 当然のことでしょうが 会社の対応はなく どうしても愚痴ることになってしまうわけです。

ご存じのように 2016年に米国の空売リファンドが 伊藤忠に対して起こした3点の不正会計指摘のなかで「CITICは大株主である中国政府の支配下にあり、伊藤忠は重要な影響力を持たず、持ち分法は適用できない」とファンドは主張 これに対して 伊藤忠は 1名の取締役を派遣できる 又 公認会計士も持分適用を認めていると反論 ただ その提議よりも カラ売り材料として不正会計を持ち出したファンドのやり方について 経済界から非難の声が沸きおこり 結局ファンドは撤退に追い込まれたいきさつがありました。  ただ 当時 個人的には持分適用についてのファンドの主張は正論と考えたものでした。

また 2022年の日経の鉢村CFOへのインタービューで 日経からの「CITICの簿価は毎期積み上がり、減損リスクが高まる構図 従って 持分法適用会社から一般投資に切り替えたりすることはないか」との質問に対して 鉢村CFOはこれを否定
しましたが 伊藤忠として 切り替えたくてもできない のが実情ではないでしょうか。

株価は半値 主目的である協業は皆無 というなかで 帳簿上とは言いながらも8000億円会社利益の1割超をもたらすCITIC持分収益はもはや絶対に手放せない利益源ということでしょう ただ これで良いのか という疑問があり 持分適用は 単に20%以上のシェアーということではなく 会社経営に相応の影響力を及ぼすこと が必要条件であるべきであって 1名の平取り役員の名ばかりの派遣でOKという状況は 私にとってどうしても恰好な批判材料となってしまうわけです。 目ざわりで申し訳ありません。