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伊藤忠商事(株)【8001】の掲示板 2024/03/07〜2024/04/03

伊藤忠と言えばやはり岡藤会長 続投か退任か が常に話題となるが 2016年に
社長続投を決めたときの談を振り返って 現在同氏が何を考えているのかを想像するのも暇つぶし 下記は2016年2月15日の日経ビジネス記事の一部。

「 社長任期6年という慣例にこだわらず続投を決めました。なぜですか。」

岡藤:6年というのは原則で、必ずしも6年でないとダメだということではないんですよ。まあ、僕自身は今期が最後だと考えて、それに照準を合わせてラストスパートをかけてきたんです。僕はオーナーでも何でもないし、6年走ってバトンを渡して、あとはどうなっても仕方ないと。引き継いだ後のことを、あれこれ考えたらきりがない。
しかし、なかなか自分で進退を決められない面もあるんですよね。メーンバンクや海外の提携先、株主、OBなどからいろいろ声がありました。

今期、ひょっとしたら純利益で商社1番になれる。それを一瞬で終わらせず、もっと勢いをつけないとダメ。ある程度それを定着させないと。そんな大切なときにトップが代わると組織は停滞しますよね。社員は人事のことばかり探りを入れて。引き継ぎやら何やらで毎日会議ばかりして、ほとんど外との仕事ができなくなって会社が機能しなくなる。

やっぱり、今はトップとの差を縮めるチャンスでもあるわけだから、続けるのは仕方ないなと。まあ、周りから続けるべきだと言われているときに辞めるのが一番いいんですが。そのうちに、「もう辞め、辞め」と言われて、最後にボロボロになって辞めるというのもつらいでしょう。けれども、特に大きな問題をかかえているので、ある程度、僕の段階でめどをつけて、それでバトンタッチしたほうが、次の人も楽だろうし、会社もその方がいい。