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伊藤忠商事(株)【8001】の掲示板 2016/12/21〜2017/05/28

>3500億円  可能性10% 最高益更新も「予算を守る」を守る。18年度勝負と見て利益計上を次年度へ
でしたね。自社株買い。今期配当9円増がサプライズ。
>(18年3月期までの)中期経営計画3年の合計で順位を見てもらいたい。
と岡藤社長は、前々期の大幅減損処理で前期利益を底上げする商事と物産より伊藤が上との見解を述べた。

それならば昨年の減損での下方修正が痛い。あれが無ければ岡藤氏の「予算は守る」見解にさらに説得力があった。
今回の決算は最高益更新ながら想定の下限レベル。いろいろな事が見えてきた。その内3つを書いてみる。
1つ目は今期の首位狙い。前期今期と岡藤社長は決算をいじっている。多分500~700億ぐらいのポケットを
持っているはず(前々期の減損900億の戻し分含む)当面4000億円ベースで運営し、資源の下落等三菱商事の収益が4500億以下に落ちてきたと見たら、首位取りに勝負に出るかもしれない。
2つ目は、それと関連して次期社長が見えてきたということ。多分来年首位を奪還すれば退任と思われる。後継者は儲かっているカンパニーのトップのはず。そう見ると繊維と機械は足元収益力が落ちている。食料は好調だがトップが繊維出身。繊維出身者を別カンパニーの利益で社長にするのはさすがにバランスを欠く。すると足元好調の金属か情報・金融のどちらか。金属は資源価格が弱含みなので後者鈴木氏が有力。CITICSで実績が上がれば岡本氏もあるが1年では結果を出すのは厳しそう。
3つ目は次の中計を作成に着手していること。つまり退任後も経営方針を見守るつもり満々である事。ESG経営で世界の投資家から安定資金を調達し、新しい形態の多国籍社会貢献型企業を目指す(ために会長に残る)つもりであること。
である。もちろん利益規模も2020年6000億の三菱商事を凌駕する数字が出てくるだろう。
勝負師岡藤の社長最後の仕上げまで1年と見た。
これからどんなサプライズが待っているだろう。楽しみで仕方が無い。