(株)メドレックス【4586】の掲示板 2024/04/06〜2024/05/13
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>>479
バイオ株で材料相場に乗るのであれば、
①潜在株が少なく
②材料のリスクが少なく
③思惑相場での株価上昇が期待できる
株を買った方が良いと思います。
例えば、クリングル(4884)が挙げられます。
①潜在株が少なく
潜在株は289千株(3/31現在、下限@560円)で、発行済株式総数6,512千株(3/31現在)の4.43%しかありません。
4/24現在の株価は583円で、株価は右肩上がりで上昇中なので、まもなくなくなります。
そうなれば、1本の3相は終了し、もう1本実施中の3相の費用も過去の資本調達で確保済み、来期(25/9期)から黒字化する予定なので、当面は潜在株の行使売りや新たな増資で悩まされることはなさそうです。
②材料のリスクが少なく
材料は脊髄損傷急性期の国内承認申請(9月末まで)です。
過去に承認取得で失敗したスリーディーマトリックス、メドレックス、UMNファーマ、サンバイオのいずれも「承認申請」はできていますので、材料が実現しないリスクは低いです。
③思惑相場での株価上昇が期待できる
脊髄損傷急性期が承認されれば「世界初」で、既にオーファン指定を受けています。
市場規模は国内120億円、海外600億円。
第1/2相、第3相の結果は「条件付き早期承認制度」の条件を満たしており、承認される可能性は高いです。
承認申請時にマイルストーン収入が2億円、来期(25/9期)は承認取得して、マイルストーン収入、製品販売収入、ロイヤリティ収入等で黒字化を予定しています。
○会社四季報予想
(百万円)売上高 営業利益 純利益
24/9期 270 -1,130 -1,110
25/9期 1,000 100 130
現在の時価総額は38.0億円。同じように希少疾患で今年後半に国内承認申請を予定しているオンコリスの時価総額が147億円。
承認申請を経て、製品上市と黒字化が見えてきたバイオ株なら、時価総額的に今から最低3~4倍にはなると思います。
***** 4月24日 21:57
今日の値動きを見ても分かるように、潜在株の多いバイオ株は、材料が出ても潜在株の行使売りをぶつけられて、株価は寄り天でほとんど上がりません。
そして材料が出た時に高値で掴んだ個人が、次に材料が出た時にはやれやれ売りを出すので、次に材料が出ても潜在株の行使売りと個人のやれやれ売りをぶつけられて、株価はまたも寄り天で上がらないということを繰り返します。
今日現在で潜在株は28回の3,579千株と29回の4,000千株を合わせて7,579千株(発行済株式総数40,366千株(4/24現在)の18.78%)も残っています。
28回の3,579千株は6/5までに全部行使されるのでそれまで株価は上がり難く、29回の4,000千株は7/1から行使可能ですが、会社の指示で前倒しも可能とされています。
今予想される最大の材料はリドカインの7/11の審査終了ですが、一度審査で落ちているので警戒されるのと、潜在株の行使売りの両方で、7/11の審査終了前にあまり株価は上がらないかもしれません。
7/11に承認されたとしても、29回の潜在株の行使売りと過去に高値掴みした個人のやれやれ売りをぶつけられて、結局株価は寄り天でほとんど上がらない可能性が高そうです。
バイオ株で儲ける秘訣は、
①時価総額が小さい株を
②材料が出る前に
買うこと。
何らかの材料相場に乗るというのが、一番確実性が高く、再現性の高いやり方です。
材料相場の初期段階で買って、思惑で株価が上昇してきた終盤に、一部は利確して元本を回収する。
そうすれば材料が実現しないリスクを減らしながら、残った恩株で材料が実現した場合の利益も追及できます。
しかし、今のメドレックスの状況では、この戦略が使えそうにありません。
思惑相場が盛り上がらずに、リスクを取って7/11を持ち越して、承認されても寄り天で上がらず、失敗なら暴落確実では、リスク・リワードが悪すぎます。
バイオ株で材料相場に乗るのであれば、
①潜在株が少なく
②材料のリスクが少なく
③思惑相場での株価上昇が期待できる
株を買った方が良いと思います。