ここから本文です
Yahoo!ファイナンス
投稿一覧に戻る

JCRファーマ(株)【4552】の掲示板 2024/04/02〜2024/05/02

>>308

損切の大切さがわかっていながら踏み切れなかったのは、痛恨の極みではあったが、遺伝子治療薬の登場で、将来性に見込みがなくなった今、最大手の武田にしてもそうだが、医薬品セクターへの投資というのは、まさに博打そのものであることが身に染みた。もう、2度とこのセクターの株は買わない。

医薬業界は、ある意味、虚業の部分がある。アンジェス(株券印刷会社)、メディビック(倒産)、アキュセラ(詐〇バイオであることが発覚し、ある意味倒産)、サンバイオ(〇欺バイオ)、などなど、いずれも業績としての実体がなく、投資家から、様々な手段で資金をかき集め、役員たちは巨額の報酬を受け続け、IRといえば、「ストックオプション行使」などの金集めにまつわるものばかりのオンパレード!

まさに投資詐欺集団だね。世にも恐ろしい集団である。まあ、ここはまだ実業なので存在意義はあるが。

  • >>310

    詐欺バイオの手口はこうだ。

    ①まず、新薬候補物質による動物実験の段階で様々な疾病治療の可能性があるというだけで、あたかも人間にもすぐに応用できるかのようにこじつけた説明をする。これはその筋が示す最も初歩的な手口である。

    ②臨床1/2段階で、投与患者に1つでも効果があると、多数の被治験者による有意差の確認を待たずに、いかにも新薬として開発可能であるかのように大々的に宣伝をする。→サ〇バイオがそうであって、カリフォルニア州などの政府機関や同業の提携機関が〇された。帝人、住ファもそれに気づき撤退したと思われる。候補薬の本来の発見者である東△大学教授が開発権をサ〇バイオに何も言わず明け渡したのも、そもそもその効果に疑念が出てきたからという話もあったな~。これは、もう10年ほど前のことだから、それから爾来、投資家たちを欺き続けてきたことになる。

    ③臨床Ⅲの最終段階で、当然のごとく、結局は「有意差なし」という結果に終わり、そのあとは知らぬ存ぜぬを決め込む。かなりの数の投資家が破産し、多くの自〇者を出したとのうわさも出る。ア〇ュセ△がそう。

    このように、笑っていられないのがバイオ企業投資における現実である。

    世に画期的と言われた認知症薬(レカネマブ)が承認され実際に業績に貢献できる新薬を販売できるようになったエーザイでさえ、大型株というのがあるにせよ、株価の上昇はたかが知れていた。

    翻ってJCRも極めて数少ない、実業の素晴らしいバイオ製薬会社である。ただし、業績は今後もしばらく低迷する予定であり、今期は確かに前期に比べ利益が倍増したが、それでも、EPSは60円にも満たない。ましてや、このまま100円以上に飛躍するような向上要因もない。

    ただあるのは、まだ臨床段階にも来ていない、JBC技術による夢のような新薬開発の妄想のみである。少なくとも、臨床Ⅲレベルの実用化目前のニュースになるまでは妄想以外の何物でもないのだから。

    その意味では、リジェネの3相通過の遺伝子治療薬の現実味のあるニュースのようなものこそが、買いだ!と言えるのである。

    この類の妄想は、どこのバイオベンチャーも得意とするところであり、いかに上手にこの妄想による新薬開発という夢に現実味を持たせるかの工夫こそが、資金を集めるための手口であり、そんなものにまんまと騙されないように今こそ成長しなければならない。

    少なくとも、私はこの度のこの株の暴落によって痛いほど学び痛感した次第である。なので、このセクターは夢、妄想ばかりが先行し、現実に画期的な新薬が開発されても、大した成果が期待できないセクターに成り下がってしまったということだ。