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JCRファーマ(株)【4552】の掲示板 2024/04/02〜2024/05/02

EPS評価の時代。今はホルダーではないが、一言。

ここの今期末EPS予定は60円弱。PERも大切な指標であるが、100株単位株なら、EPS100円は評価の最低ラインだ。

ここを超えてくる手応えがない限り、リバウンドはありうるが、再評価されて上値をとっていくことは考えにくくなった。実際、ココが最も評価されたのは、コロナワクチン受託時のEPS110円時であり、その時株価も最高値3800円の評価を得たのは記憶に新しい。

私的には、医療の将来性を評価しての先回り買いがココにはあるなと思って、我慢に我慢を重ね、買い下がってきた。しかしながら、大株主自らが、ここの将来性に見切りをつけ、価値が下がる前に、早めに処分しておこうという決断をして売り続けられたために、この体たらくとなったのだが、大方のここのロングホルダーはそんなことも無視し、よく研究もせずにここを持ち続け、何故、大株主が処分を続けているのか理解できないまま、私同様大損をし続けてきたのだ。

先回り買いが通用したのは、EPSがおざなりにされてきたバイオバブルというものがありえた時代の現象だったことにここ最近しみじみ感じいる。

EPSがおざなりにされたてきた最たるものが1999~2001に至るITバブルであった。その前の89年内需拡大資産バブルもしかり。EPSが付いてきてはいなかった。ゆえに、その後、大暴落した。

しかし今はどうだろう。アベノミクス以来、日経平均の平均PERは12~15倍程度に安定し、ここ40000円超えとなっても、平均PERは常識的な範囲にとどまっている。

ゆえに、現状の過去最高値においても、いまだバブルでとはいえないという証左となる。よく、高値を取りに行った後の暴落を懸念する向きがあるが、いまのところ、日本株のそれは当てはまらないだろうと、私は思う。

ココが本格的に回復するためには、EPS100円以上のめどが立たない限りはないのだろうと思う。いろんなIRにおいて、新薬の開発提携や導出などの話が出てはいるが、現実的にEPSがどうなるかさっぱり見えてこないものばかりな限りな現状では、ココ買う向きは現れないだろう。

大売り方の大株主と個人の小口買いの需給バランスだけでここまで落ちてきたという論調であったが、風向きは変わりつある。EPSの目途が立ちづらいバイオセクターにおいては、少なくとも、バブル的なものはもうしばらくは来ないと、私は思うし、セクター別のバブルなどというのも過去の遺産ということになるだろう。

ここの、EPSの目途がつくには、500~1000億の売り上げに利益が120億円(EPS100円)以上となるような展開が不可欠だ。経営陣最大の課題は、経常利益120億越えを最低でも数期連続で達成できる目途をつけることである。これができない限り、JCRの未来はない。

  • >>308

    損切の大切さがわかっていながら踏み切れなかったのは、痛恨の極みではあったが、遺伝子治療薬の登場で、将来性に見込みがなくなった今、最大手の武田にしてもそうだが、医薬品セクターへの投資というのは、まさに博打そのものであることが身に染みた。もう、2度とこのセクターの株は買わない。

    医薬業界は、ある意味、虚業の部分がある。アンジェス(株券印刷会社)、メディビック(倒産)、アキュセラ(詐〇バイオであることが発覚し、ある意味倒産)、サンバイオ(〇欺バイオ)、などなど、いずれも業績としての実体がなく、投資家から、様々な手段で資金をかき集め、役員たちは巨額の報酬を受け続け、IRといえば、「ストックオプション行使」などの金集めにまつわるものばかりのオンパレード!

    まさに投資詐欺集団だね。世にも恐ろしい集団である。まあ、ここはまだ実業なので存在意義はあるが。