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NYダウ【^DJI】の掲示板 2022/11/10

9日のニューヨーク株式相場は、米中間選挙結果への期待から買い進まれた反動の売りが出る中、4営業日ぶりに反落した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比646.89ドル安の3万2513.94ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は263.02ポイント安の1万0353.18で引けた。
ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比145万株減の10億0275万株。
中間選挙は8日に投開票され、下院では野党・共和党がリードし、上院は接戦となっている。上院か下院で共和党が多数派となれば、政権与党との「ねじれ」が生じ、民主党が掲げる増税など株の弱材料である政策の実現が困難になるとみられる。
今週は週明けから共和党躍進への期待感から買いが優勢だったが、この日は民主党の予想外の善戦を受けてダウは徐々に売りに押される展開。前週末から前日までの3営業日で上昇幅は1100ドルを超えており、利益確定の売りも出やすかった。
また、前日の取引終了後に四半期決算を発表したウォルト・ディズニーが大幅安となり、ダウを押し下げた。売上高、純利益、調整後1株当たり利益がいずれも市場予想を下回ったことが嫌気された。市場では翌10日発表の米消費者物価指数(CPI)が注目されている。
全面安となり、業種別ではエネルギーが特に売り込まれ、一般消費財とITも下げがきつかった。
個別銘柄ではディズニーが13.2%安と急落し、ダウ銘柄で最大の下落率を記録。化学大手ダウと石油大手シェブロンがそれぞれ4.0%安。ビザとウォルグリーン・ブーツ・アライアンスがそれぞれ3.7%安。セールスフォースとインテルがそれぞれ3.4%安。アップルが3.3%安。
一方、ダウ銘柄で唯一上伸したメルクは0.1%高。
全従業員の13%に相当する1万1000人超を削減すると発表したメタ(旧フェイスブック)は5.2%高。一方、テスラは7.2%安。最高経営責任者(CEO)のイーロン・マスク氏による株の大量売却が弱材料だった