ここから本文です
Yahoo!ファイナンス
投稿一覧に戻る

NYダウ【^DJI】の掲示板 2022/11/09

8日のニューヨーク株式相場は、米中間選挙の行方に注目が集まる中、3営業日続伸した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比333.83ドル高の3万3160.83ドルで終了。上げ幅は一時500ドルを超えた。ハイテク株中心のナスダック総合指数は51.68ポイント高の1万0616.20で引けた。
ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比3927万株増の10億0420万株。
米中間選挙はこの日朝、投票日を迎えた。連邦議会選挙で下院は野党共和党が多数派を奪還するのが確実視され、上院は接戦とみられている。少なくても下院議会の多数派と大統領の所属政党がねじれる事態が想定されている。
市場では、規制強化や増税といった政策が実現しにくくなるとして、買いが優勢となっている。「選挙が終われば、不透明感が薄れ、株価は上昇しやすい」(日系金融機関アナリスト)との声もあった。
10日に10月の米消費者物価指数(CPI)発表を控え、様子見姿勢もみられた。ガソリン価格の上昇で総合指数は前月から伸びが加速。エネルギーと食料品を除いたコア指数は高い上昇率を維持すると予想されている。金融政策の先行きを見極めようと、積極的な取引は限定的だった。
個別では、製薬大手アムジェンが5.6%上昇し、ダウ平均を押し上げた。前日夕に肥満治療薬に関する良好な試験結果を発表したことを好感した。
そのほか、セールスフォースの1.7%高、アップルの0.4%高などハイテク株は買いが優勢。ベライゾン・コミュニケーションズの1.8%高、ユナイテッドヘルス・グループの1.5%高、メルクの1.4%高、ボーイングの2.9%高、アメリカン・エキスプレスの2.2%高が目立った。