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GX S&P500・カバード・コール【2868】の掲示板

> 有力な指標のボラティリティに対してポジションが取れて、配当が得やすい
これのカバードコールの戦略においての意味がピンときてない人にはもちろんお勧めできないです。

カバードコールの戦略の目的は、ボックス相場でのボラティリティが高い時のリスクヘッジです。
急騰または急落局面があったとしても期間内に値を戻し、ボックス内に収まる場合にゲインが大きいものになります。
もし、長期間の単純上昇や単純下降が長く続き、ボックス相場を脱すると予測できる場合には、売りか買いのポジションを持つ方がよいです。

S&P500は単純上昇の傾向が強いので、基本的には買いポジのほうが有利です。

ただし、たまに下降のフェーズに入ることから期間を区切ればボックス相場の様相になったりします(2022年中旬から2023年初旬など)。

そうした際には大抵は何かしら大事件が起こったりして、ボラティリティが高い局面が多い(よってコールのプレミアム価格が高くなる)ためコール(またはプット)戦略が有利に働きます。

ボラティリティに対してポジションを取るというのは、そうした短期間の変動リスクに備える意味があります。

S&P500のオプション市場が含むボラティリティを表すVIX指数をみると、定期的に上にスパイクしてるのがわかりやすいですね。

なお、カバードコールは株式も保持するので、高いゲインを維持するにはボラティリティが高くとも値を戻すボックス相場である必要がありますが、有名指標なのでボラティリティが落ち着くまでにある一定の相場に落ち着くことが期待できます。