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iシェアーズ 米国総合債券【2256】の掲示板

中身はAGGですが、経費率はAGGの0.03%に対して、こちらは0.088%、倍以上になっている。直接AGGのほうを買ったほうがおとくですね。(ドルの為替リスクがあるが)

  • >>6

    為替ヘッジがついてないので2256にも為替リスクはあるよ。外国証券を東証ETFで買う一番のメリットは「二重課税調整制度」対応銘柄であれば、確定申告せずに外国税額控除を受けられることです。

    税法改正で今年度から申告分離課税・総合課税で確定申告すると配当所得が確定で住民税に反映されるようになるので、外国証券を生で保有した場合、配当の外国税分を捨てるか社会保険料の上昇を受け入れるかの二択になります。

    多くの人にとって手間の面でもコストの面でも東証ETFを買った方が有利です。
    この銘柄が二重課税調整制度対応してるかはまだ発表されてないけど、他の債券ETFは対応してるのでこれもしてるはず

  • >>6

    あと、東証の銘柄は、現状ほとんどの銘柄に数字のマジックがあります。

    この銘柄も目論見書では、信託報酬年0.088%となっていますが、投資信託のコストは信託報酬だけではありません。
    実際には、目論見書の数字に表れない隠れコストとして、東証への上場費用、売買費用、監査費用、指数ライセンス料、利息等が別にかかっていて、信託財産からきっちり引かれています(運用報告書や決算をちゃんと読めば書いてある)。

    この点、米市場のETFのAGGの方は総経費率(上の諸経費を全部含めた数字)が0.03%ですので、それ以上の維持コストはかかりません。

    この数字のマジックは、業界としても不適切(物によっては隠れコストが信託報酬の10倍近いものもあるそう)だと考えているようで、投資信託協会からのお達しで、加盟の投資信託運営会社には今年の4月から、総経費率での表示が義務付けられるそうです。

    あとついでに、この銘柄の場合、運営提示の売買気配間のスプレッドが、価格200円に対し1円くらいと、異様に幅を取って設定されています。
    出来高も参加者数も少ないので、100万円程度の額の取引するのにも、運営気配まで片道0.5%・往復1%を隠れた売買コストとして負担しないと、確実な売買成立を望めません。
    (そして、スプレッドで損する分は両建てで気配を出すブラックロックの利益となる)

    このスプレッドについても、AGGの場合、出来高と参加者数が全然違いますので、仮に1億円の売買したとしでも、価格100ドルに対し1セントのスプレッド、片道0.01%の負担で即時売買を成立させることができます。

    この2つの問題(前者は運用報告書を見れば良いが、後者の大スプレッド設定銘柄とマーケットメイク非対応銘柄が鬱陶しい)があるので、数年前から東証のETFはある分を維持するだけで、新規購入は一切しないようにしています。