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NEXT NOTES ドバイ原油先物 ベア ETN【2039】の掲示板 2016/02/10〜2018/09/18

  • >>501

    ブルームバーグは新石油相に就いたのはアラムコ会長のアル・ファリ氏と報じている。

    Saudi Oil Minister Al-Naimi Replaced by Aramco Chairman Al-Falih
    ttp://www.bloomberg.com/news/articles/2016-05-07/saudi-oil-minister-al-naimi-replaced-by-aramco-chairman-al-falih

    アル・ファリ氏は57歳。前石油相のアリ・アル・ナイミ氏(80歳)と同じく非王族。
    直近は厚生相。

  • >>501

    ブルームバーグ「20年間の職責全う、OPECサウジの原油最高責任者へ惜別」その1

    501の「更迭」は言い過ぎでした。
    むしろご勇退ですね。

    ブルームバーグは「After 20 Years, OPEC Says Farewell to Saudi Arabia's Oil Supremo」(20年間の職責全う、OPECサウジの原油最高責任者へ惜別)との記事。

    長いですが、以下訳:

    2014年にOPEC価格政策変更を演出し、エネルギー市場や参加企業、並びメキシコからナイジェリアに至る産油国経済を揺るがした張本人アリ・アル・ナイミ石油相がその地位から去る。
    穏健なベドウィン族出身のナイミ氏は80歳。石油相を21年勤め、荒っぽい値動きや地域紛争、技術進歩、気候変化と言った政策上の懸念事項をこなしながら世界最大の原油輸出国の舵取りをしてきた。

    「70年間業界に身を置いてきたが、その間に原油価格は2ドル/バレルから147ドルの間を乱高下してきた」とマイミ氏は今年2月にヒューストンで行われた会合「who’s who of the American oil industry」で述べた。
    「供給過剰も不足も見てきたし、いい時も悪いときもあった。」と語った。

    数少ない言葉を口にするだけで市場を動かせたナイミ氏の引退は、サウジの若き副皇太子ムハンマド・ビン・サルマーンの原油政策展開の序章として見られている。
    形の上では、サウジ国営産油企業サウジ・アラビアン・オイル社会長のハリド・アル・ファリ氏がナイミ氏の後を継ぐがアル・ファリ氏は国王やムハンマド副皇太子に近いとされる。

    ニューヨークのコロンビア大学でグローバル・エネルギー政策・センターでディレクターを務め以前はホワイトハウスで石油問題担当官だったジェイソン・ボードフ氏は「ハリド氏は副皇太子の側で働き、現在のサウジアラビアの原油政策の中枢に関与してきた」と言う。
    アル・ファリ氏の就任でサウジ原油政策が変わることはないとみられる、
    強いて注目すべき点を言えば、ムハンマド副皇太子がサウジのマーケットシェア防衛戦略を堅持すると繰り返し述べていること、他の主要産油国の参加無くして過剰原油解消目的の増産停止には賛同しないこと、くらいだ。