(株)壽屋【7809】の掲示板 2023/09/22〜2023/12/12

ちょっといろいろと考察してみた。
壽屋さんの大株主は上場時から殆ど変わっておらず。
社長さん
立川の大地主立飛ホールディングス
社長さんの資産管理会社
社員持ち株会
多摩信金
西武信金
副社長さん
三菱UFJ銀行
山梨中央銀行
商工中金
三井住友銀行
の10者。
この人たちの取得単価だが、銀行は５％超えていないので直接はわからないけれど、社長さんの大量保有報告から平成17年の新株発行時に引き受けたと予想ができる。
社長さんは３回にわけて取得しており売買が86株と24株、新株引き受けが400株で合計510株を6980千円で取得していることから、新株発行はキリが良い数字と考えて1株１．５万円で発行したと予想する。
そうすると信金は40株に60万円、銀行は20株に３０万円出資したことになる。
２０株が分割により株数は9000倍になっているので1株約1.67円。
今回の売却価格は1行あたり3.2億円だから。1000倍以上になっている計算かな。

ここら辺は登記簿を取得すれば簡単に答えが見れるものだと思う。

この計算があっていれば直近の1年の配当金で出資金の18倍の金額を回収してるね。そりゃ信金二行は半分売らないわ。

そしてこれだけ利益が出ていると特に大手銀行は政策保有株売却を迫られていたのだと思う。
問題は壽屋さんの流動性が極端に低いためこれだけの規模の市場売却は不可能であった事。
そこでテレビ朝日が購入の話は渡りに船だったのだろう。
今回の価格が決まったのは株主総会直後だと思う。その頃の市場価格の一定割合減ぐらいで決めない限り時価より高い価格はありえない。
そして売り先のテレビ朝日なんだけど、テレビ朝日の親会社テレビ朝日HDは筆頭株主の朝日新聞系は置いといて、2番目に（株式持ち合いではあるが）東映がいたり、仮面ライダー、スーパー戦隊シリーズを放送している局で有り、
さらに新日本プロレスを持っていたりとコンテンツへの投資を行っている会社である。

もともと少し前から壽屋とテレビ朝日は仕事をしていたので会社の仕事内容についても把握していたのであろうし、特にメタバース関連の技術を持っていることは理解した上での購入だろう。
そして、創彩少女庭園世界の「特撮」という位置づけの無限邂逅メガロマリアの発表があったのは今年5月。
そう考えると結構前から動いていたと考えるのが自然かね？