ここから本文です
Yahoo!ファイナンス
投稿一覧に戻る

(株)リボミック【4591】の掲示板 2022/10/01〜2022/11/18

News Release 各位
2022年11月17日
株式会社リボミック (コード番号:4591 東証グロース)
2023年3月期第2四半期決算説明会(質疑応答)
2022年11月16日(水)開催のアナリスト、機関投資家向け2023年3月期第2四半期決算説 明会における質疑応答を記載させて頂きます。 尚、決算説明会の内容につきましては、昨日掲載しました関連資料並びに後日配信予定の動 画をご高覧願います註。
1.決算について
質問
回答
今期及び来期の営業
利益見込について説
明して欲しい。
当初は通期で24億円の営業赤字と予想しておりましたが、半期 の支出では9億3千万円ほどとなっています。これは、予定して いた試験等が少し遅れているためですが、現時点で、通期でも赤 字幅が減少し、20億円程度になると見込んでおります。来期の 営業利益についても、選択と集中を行うことで支出を抑えて、今 期よりもさらに赤字幅を縮めさせる予定です。
2.RBM-007について
質問
回答
滲出性加齢黄斑変性 (wetAMD)治療剤 としての開発につい て、提携活動状況を 詳しく教えて欲し い。
抗VEGF薬とは作用機序が異なるRBM-007の可能性を高く評価し てくださる海外の企業と協同で、未治療患者に対するフェーズ2 試験を行うための提携について協議を進めてまいりました。その 骨子がほぼ纏まってきましたので、近々、その内容について開示 できるものと考えております。
その提携に際しての
御社の財務負担につ
いて教えて欲しい。
当社の財務負担はありません。
1

増殖性硝子体網膜症 (PVR)を新規適応 症とする開発のスケ ジュールを教えて欲 しい。
説明会のスライド17ページ「今後の展望」の部分にあるよう に、当社はRBM-007の適応拡大として、網膜剥離や硝子体手術 後に生じる重篤な合併症の一つであるPVRに対する治療効果を検 証する予定です。そのきっかけは、RBM-007の医師主導治験 (TEMPURA) を実施いただいた責任医師Maturi博士の助言による ものです。TEMPURA試験の過程で、激しい眼底出血を伴う未治 療のwetAMDの患者様において、RBM-007が劇的に奏功して眼 底出血も速やかに消失したという結果から、PVRの症状とよく付 合しており、RBM-007はPVRに対する新薬になるのではないか というご指摘でした。 PVRはまだ薬が開発されていないUnmetな眼疾患であるため、当 社としては、最初に、PVRの動物試験に精通したアカデミアとの 共同研究において、RBM-007の効果を検証した上で、その結果 がポジティブであれば、医師主導治験等へと進めていきたいと考 えています。幸い、RBM-007は米国でフェーズ2試験まで進 み、薬剤の準備も整っているため、速やかにPVRに対するフェー ズ2試験を開始できるということが、当社にとっては大きな利点 となります。 アカデミアとの共同研究については、近日中に契約締結とその内 容を開示する予定です。
3.DDS開発について
質問
回答
ドラックデリバリー システム(DDS)と してのアプタマーの 適用について、これ まで活用事例がない 理由、及びリボミッ クの強みを教えて欲 しい。
アプタマーを使ったDDSの成果が知られていないのは、薬剤を細 胞内に取り込ませ、機能させる方法がまだ確立されていないため と考えています。 DDS開発におけるリボミックの強みは、非常に結合性が強いアプ タマーを迅速に作製できる点です。 国内のアカデミア及び企業との共同研究を計画しており、弊社の プラットフォーム技術として、アプタマーのDDS適用のための技 術開発を行っていきます。
註動画の中で、抗ST2アプタマーであるRBM-009をRBM-007と言い違えた部分がありますが、訂正 させていただきます。
2
以上