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(株)マイクロアド【9553】の掲示板 2024/03/23〜2024/04/16

貸株設定オフの効果について話題になったみたいなので私見を投稿。

貸株設定オフが売方にプレッシャーを与えるのは間違いないですが
「明確にどれだけ減ったか?」「貸株市場全体がどんな感じか?」など
個人は貸株状況を正確に知る術がないのが辛いところです。

例えば、個人でも知ることができる売り残+貸付残(以下、売り残)が減っただけでは以下の3つを区別できません。

①売り方が買い戻しただけの場合
貸株設定:300万株、売り残:280万株→貸株設定:300万株、売り残:250万株
(この場合、いつでも50万株を追加で借りれる状況)

②貸株設定オフにより、仕方なく売り方が買い戻した場合
貸株設定:300万株、売り残:280万株→貸株設定:250万株、売り残:250万株
(この場合、借りれる株がなく株価を下げることも維持することも難しくなる)

③ ①と②が混ざったようなパターン
貸株設定:300万株、売り残:280万株→貸株設定:270万株、売り残:250万株
(この場合、追加で借りれる株が20万株と①の場合より減るので売方は苦しい)

※ここでは売り残は市場ですべて売られていると仮定しています。機関の分は必ずしも市場ですぐ売っているとは限らないので、実際はもう少し複雑です。さらに信用買いの担保分まで含めるとわかりにくくなるため割愛。

貸株設定オフはあくまで掲示板上での活動で、全ての人に同時に声が届くものではないので、少しずつ効果が出てくるものとご理解ください。
個人的には②は難しくとも③が進んで機関に遊ばれないようになれば、ファンダメンタルが正しく評価され安心して長期投資できるようになるかと。