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(株)アンビスホールディングス【7071】の掲示板 2023/08/26〜2023/11/16

>>288

暇だし、ちゃんと調べているので答えると...

確かに医療介護保険分を考えたらまず赤字にはならない。
ただ生活保護者が一定数入居する事を想定した場合、例えば入居費用が月10万円に対し、生活保護受給金額が月10万円では、その生保者の入居費用以外の生活必需品代やら衛生材料代(薬やら点滴等の医薬品以外の物品。例えば、ガーゼ、テープ、栄養チューブ等。クリニックもしくは各家庭で支払うのだけど、クリニックはまず出さない)を請求出来なくなってしまう。
場合によっては企業が負担する必要がある。

そうなると、一入居者に対する損益分岐が下がってしまう。また生保者が癌末で短期入居ならまだよいが、神経難病やら脳血管疾患だと年単位で入居する可能性もあるので、損益分岐点が下がってしまうだけでなく、収益化の戦略が立て辛い。

また入居費用に対し、生保受給金が足りてない入居者
を入れるとなるとオムツ代免除やら食事代免除等をする必要があるし、それを1人でもやると市町村のケースワーカーやらケアマネやらが次から次へと送りこんでくるので、良いことなし。

土地代、離島、交通に難がある僻地を抜かせば、箱=施設を建てる金額は全国的にそう大差はない。一施設1.5〜2億位。
請求出来る医療介護保険料も全国一律。
食事代、オムツ代も同じ。

ここまで話せば気づく人も居ると思うが、生保受給額が高ければ、その拠点の入居費用も必然と高く設定出来るので、結果として生活保護者以外の入居者からも多く入居費用が取れる。←ここが大事!
一入居者に対する損益分岐が上がるので、黒字化し易い、戦略が立て易い。

医療介護保険請求以外で収益を上げるとなると、主に設備投資費用、人件費、その他として入居費用やら細々とした経費があがる。入居費用は保険請求に比べると微々たるように思えるが計算するとそうではない。

保険請求分あれば赤字にならないというのは別の話。
生活保護者を入れなければ良いというのも別の話。
病院経営と施設経営は同じではない。

おっと、文字数制限!