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(株)アイ・アールジャパンホールディングス【6035】の掲示板 2023/02/04〜2023/04/17

このタイミングの業績修正や配当も、調査報告書でいう「寺下案件」なんでしょうね。見せ方がすごく上手です。

【4Qの3か月間の業績は悪化しているのに、上方修正で打ち消す】
3Qの数値と上方修正(4Q)を比較すると、
3Q 売上高46億円、営業利益8.7億円、当期純利益6.5億円
4Q 売上高60億円、営業利益10.2億円、当期純利益5.9億円
ですので、4Qの3か月間は、売上高13億円、営業利益1.4億円、当期純利益▲0.6億円となります。
前期の4Qの3か月間は、売上高22億円、営業利益10億円、当期純利益7.2億円で、
直前3Qの3か月間は、売上高15億円、営業利益3.8億円、当期純利益3.0億円ですし、
調査費用がかかったとしても、業績低迷じゃないですかね。
しかし、そう見せていないのがとてもうまいです。

【役員報酬の減額はするが、配当金は維持】
前期の有報を見ると社長の役員報酬は1億6千万円で、6カ月間50%減額ということなので、4分の1の4千万円の減額になります。エライ!

会社からの配当金は、中間で8億円支払っていて、今回の期末で12億円ですから、年間トータルで20億円になります。
社長の持分比率が50%ですから、この配当金のうっち10億円は社長が受け取りますね。

他の役員の方が減額割合としては大きいので、少し同情してしまいます。

ただ、この会社のガバナンス体制なら、来期の配当も同額を維持できそうです。