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フィデリティ・USリート(資産成長)C(H有)【32311136】の掲示板

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NY円、続落 1ドル=111円35~45銭で終了、米GDPが予想上回りドル買い

2月28日のニューヨーク外国為替市場で円相場は続落し、前日比40銭円安・ドル高の1ドル=111円35~45銭で取引を終えた。一時111円49銭と、ほぼ2カ月ぶりの円安水準を付けた。昨年10~12月期の米実質国内総生産(GDP)が市場予想を上回り、米長期金利が上昇。日米金利差の拡大を見込んだ円売り・ドル買いが優勢となった。

10~12月期のGDPは前期比年率2.6%増と市場予想(約2%増)を上回った。7~9月期の3.4%からは減速したが、企業の設備投資の伸びが支えた。全体の約7割を占める個人消費も堅調な伸びを維持した。米景気減速への警戒感が薄れて米長期金利が上昇し、対主要通貨でドルが買われた。

GDP発表前の円相場は小高く推移した。米朝首脳会談で北朝鮮の非核化を巡り合意に至らなかった。両首脳が何らかの合意に達するとの予想が多かっただけに、アジアの株式相場が総じて下落。投資家が運用リスクを避けて、低金利で調達通貨である円を買う動きが優勢となった。

円の高値は110円75銭だった。

円は対ユーロで続落し、前日比50銭円安・ユーロ高の1ユーロ=126円65~75銭で取引を終えた。

ユーロはドルに対して横ばい。前日と同じ1ユーロ=1.1365~75ドルだった。米GDPを受けてドルが買われる一方、英国の欧州連合(EU)の無秩序離脱が避けられるとの期待を背景としたユーロ買いも入り、方向感に乏しかった。

ユーロの高値は1.1417ドル、安値は1.1360ドルだった。