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ダイワ J-REITオープン(毎月分配型)【04311045】の掲示板 2023/03/18〜2023/07/28
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>>816
① 3年5年10年のトータルリターンがプラスになっている
② 分配金込み基準価額が現在の基準価額ほど下がっていない
毎月1~2%株式価値が希薄していくと①②のようには
ならないと思うのですが、理由をご教授してください -
>>816
なるほど!よくわかりました!
mad***** 2023年6月22日 04:53
>>806
②の場合、分配金原資は(リート賃料-諸経費-信託報酬)で定まり、信託財産全体のJリートの株式数は分配前・分配後で変わりません。
①のこの銘柄の場合、分配金は決まった額(リート賃料より高額)に固定です。
上の(Reit賃料-諸経費-信託報酬)で足りない分は、信託財産のReit株を一部売却する事により賄います。
したがって、一部売却・現金化→分配金として30円配る事により、信託財産のJリートの株式数は減少し、この銘柄一口当たりの株式価値は希薄化します。
要は、普通の株やリート(ETF)のように株を売らずに配当だけを受け取っているわけではなく、一部売却して切り崩しながら、高額の分配しているという事です。
先の数字で単純計算すると2177円-212円の部分、ほぼ9割くらいは元本(キャピタルゲイン含む)の切り崩しで捻出されているということで、今の分配ベースでいくと毎月1~2%程度株式としての価値が希薄していくことになります。
ただし、これは、この銘柄特有のことではなく、毎月分配型の投信全般に共通することで、分配に条件のあるアライアンスバーンスタインC/Dコースや、グローバルAI毎月分配も基本的に分配金が出た時は、一口当たりの株式数が希薄化する仕組みになってます。
当然ですが、毎月分配の為の経費や、切り崩し売却時に手数料がかかり、コスト面では不利になるので、面倒なく毎月(又は高値の時に)ある一定程度の額を換金して受け取りたい とかいう方以外はお勧めしません。
(自分は、米株のドル建て利益の税金を円で支払う時の資金捻出のために、AB Dコースを使ってます)