ここから本文です
Yahoo!ファイナンス
投稿一覧に戻る

テスラ【TSLA】の掲示板 2023/12/27〜2024/01/02

●テスラの電気自動車、トヨタのハイブリッド車。環境問題の解決策として、正しいのはどちら? 

株式市場ではGAFAMがもてはやされてきた。これはアメリカの主力大型テクノロジー株を指す言葉であり、GAFAMを構成しているのはグーグル(上場しているのは持ち株会社のアルファベット)、アマゾン、フェイスブック(現在はメタ)、アップル、マイクロソフトの5社だった。

ところが最近、GAFAMという言葉はめっきり聞かれなくなり、代わって、マグニフィセント・セブンという言葉がよく聞かれるようになった。マグニフィセント・セブンは計7社のアメリカの主力大型テクノロジー株を指す言葉だが、GAFAMの5社に加え、新たに加わったのはエヌビディアとテスラの2社だ。

このうち、エヌビディアはポール氏が大底近辺で見事に買いに出て、推奨ポートフォリオに組み入れていたことにはすでに触れた。もう1つのテスラは実はポール氏の推奨ポートフォリオには入っていない。

なぜ、ポール氏はテスラを推奨ポートフォリオに入れていないのだろうか? 

「環境問題への対応策として、テスラは電気自動車(EV)を持ってきて、トヨタはおもにハイブリッド車を持ってきています。では、環境問題の解決策として、どちらが正しいのでしょうか? 

今はトヨタのやり方の方がダメだという論調が強いですよね。でも、よく考えたらハイブリッド車にも悪くない面があります。ハイブリッド車は全然ダメ、テスラ万歳というのもちょっとどうかなと思うのです。

環境対策として、もしもトヨタの方が正しいという話になれば、トヨタ株は安いですね。予想PERは8倍台でしかありません。テスラは66倍ですからね。

ドルベースの数字になりますが、ここ8年間のテスラ株のパフォーマンスを見ると、これが870%。一方のトヨタは74%です。トヨタ株は過度に悲観視されていると思います。一方、テスラ株は結構いいシナリオをもう織り込んでいると思うのです」

ポール氏は実はテスラ車のオーナーだ。テスラの電気自動車に実際に乗っているのである。その実感として、商品の品質やサービスはトヨタの方がいいという。

「クルマが壊れたときなどのアフターサービスは、トヨタの方が全然いい。商品の品質などもレベルが違って、トヨタの方がいい」とポール氏は話す。