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【視点】「日本の規制当局は間違っている」 英原子力専門家、トリチウム水の安全基準は時代遅れと主張 https://sputniknews.jp/20230825/16903391.html

線量基準だけで安全とはいえない?

日本政府や国際原子力機関は、トリチウム水の放出は「問題なく、健康や環境への影響はない」と評価しているが、バズビー氏は「そうではない」と反論する。
「トリチウムはとても興味深い物質だ。確かに放射能は非常に弱く、放射線量の観点ではほとんど健康への影響は及ぼさない。だから規制当局にとっては都合がいい。だが、崩壊したトリチウムはヘリウム3に変わる。体内に容易に侵入するトリチウムがこの変化によって、遺伝子損傷を引き起こす」

放射線量が低いことを理由に、規制当局は海や川への放出は安全だと主張する。福島に限らず、世界中の原発でトリチウムを含む水が放出されている。だが、バズビー氏は「『吸収線量』の概念を使用した安全評価は非科学的で不誠実だ。これは不適切な規制によって引き起こされたガンによる数億人の死亡といった巨大公衆衛生スキャンダルの根源となっている」と主張する。
バズビー氏はトリチウムを含む放射線核種の海洋放出に関する過去の研究を引用し、その危険性に警鐘を鳴らす。1990年代後半のアイリッシュ海沿岸での小児白血病の増加や、大量のトリチウム水を放出するカナダのCANDU原子炉を使用している韓国の原発周辺での発ガン率の増加などを例に挙げ、「トリチウムを規制する放射線リスクモデルは時代遅れで間違っている。影響がないと主張する専門家は窓の外を見る必要がある」と締めくくった。

🐥まとめ🐥
崩壊したトリチウムはヘリウム3に変わる。
ヘリウム3への変化によって遺伝子が傷つく危険性