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日本郵船(株)【9101】の掲示板 2024/01/06〜2024/01/17

海運銘柄の今後の予測。

予測の前に前提となる情報の整理をしてみる。


◆24/1/12(金)
・週間の各種海運指数は軒並み大幅上昇。

・上記にも関わらず、海外海運銘柄は軟調。
 米国ジムは+10%超で寄るも、−1.9%で引け。
 ハパックは−2.07%
 マースクは−0.31%

・1/9の週、日本の海運銘柄は、日経平均が連日高値更新をする中、ほぼ横ばい。


◆紅海で海賊行為をなすフーシ派関連

フーシ派による紅海での過去最大の攻撃があったが、米英連合により全て撃退された。
イエメン内のフーシ派拠点を、米英欧連合が空爆し、海賊行為掃討への本気度合いを見せた。


◆海運銘柄の直近ひと月の値動き

・日本郵船 +21.91%
・ハパック +51.26%
・マースク +22.91%
・ジム   +78.51%


上記から予測すると、主に海外投資家は以下のように考えているのではないか。

・米英の本気度合いからして、フーシ派の海賊行為は早期に抑え込まれるか縮小し、海上輸送も早期に正常化に向かう。
また、海上輸送から鉄道や空運に切り替え始める・検討する顧客も増えてきて、海運需要減でコンテナ運賃も早期に落ち着いてくるのではないか。

・直近ひと月で大きく利益が出たので、上記したフーシ派への対応もあり、ひと相場の区切りとして利益確定。


海外の海運は上記した事から、相場はひと区切り、日本の海運は自立した値動きというより、海外市場の動向に左右される感が強いので、海外の海運にならう動向になるのではないか。

よって、米英欧によるフーシ派抑え込みの強さが見られるので、好調な海運指数と関係なく、日本の海運銘柄に来週大きな上昇を見込むのは難しいのではないか、と考える。

予測を覆す要因があるなら、フーシ派が思いの外粘り強く、早期の海上輸送正常化が不透明・不可能という見方が大半に傾いた場合。