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日本郵船(株)【9101】の掲示板 2022/10/06

日本海事新聞より

【速報】2022年10月07日 デイリー版1面 
コンテナ
コンテナ運賃軟化、NVOCC、対応に苦慮。SCとスポットの値差拡大
スポット運賃が軟化している スポット運賃が軟化している
 コンテナ運賃が急速に軟化しており、NVOCC(海上利用運送事業者)が対応に苦慮している。北米西岸向けでは今年のサービスコントラクト(SC)で40フィート型当たり1万ドルを上回る水準で妥結した案件も多いが、足元のスポット運賃は高値SCの3割程度の水準まで下落。あるNVOCCは「(荷主に代行して取得した)SC運賃では荷主が納得しないが、船社からはMQC(最低積荷保証)に達するまで契約運賃での船積みを求められている」と、苦しい立場を語る。SCを締結していない船社とのスポット契約などで急場をしのいでいる。

 基幹航路の運賃は高止まりの主要因の一つだった北米西岸港湾の滞船が徐々に解消したことなどで、今年5月ごろをピークに緩やかに軟化。航路によって濃淡はあるものの、6月には既にスポット運賃がSC運賃を下回る逆転現象が一部で起きていた。

 さらに9月に入り、スポットの運賃が急落。10月からの中国・国慶節休暇前の盛り上がりもなく、船社は既にPSS(繁忙期サーチャージ)を課徴しないなどの対応を発表している。