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エリアリンク(株)【8914】の掲示板 2024/02/23〜

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ama***** 強く買いたい 4月23日 15:15

アジア太平洋地域のトランクルーム市場動向

JLLアジア太平洋地域が発表したレポート「Self Storage Market Asia Pacific(英語版)」によると、アジア太平洋地域全体で見たトランクルームの稼働率が80%に達し、対前年比3.6%も上昇している。また、2022年通年の賃料水準も3%上昇した。

また、調査会社であるeMarketerのデータによると、アジア太平洋地域のeコマース市場は今後5 年間で対前年比11%の成長を見込んでおり、この成長率は北米・欧州を大幅に上回ると予想している。

「世界の小売売上高に占めるeコマースのシェアは2030年までに16%から36%に増加すると見込まれているが、韓国と中国を除いて各市場におけるシェアは10%半を下回っている。これは eコマースの成長に十分な余地があることを示しており、引き続きトランクルームの需要を牽引する原動力となる だろう」と指摘する。

住宅価格の高騰はコロナ以前から危機的レベルに達しており、世界のゲートウェイ都市のほぼすべてで住宅の供給不足と低金利政策(当時)によって、コロナ禍でも価格が急騰していた。その結果、賃借人は移転を検討せざるを得なくなり、多くの場合は賃料コストを切り詰めるために、より狭小な住居への移転を余儀なくされた。それまで住居内の保管できていた荷物が移転先では収まりきらず、トランクルームを利用せざるを得なくなっている。

安定した稼働率と賃料の上昇により、アジア太平洋地域のトランクルーム市場は北米や欧州といった成熟市場に追いつく
「トランクルーム市場は今後 10 年間で加速度的な成長を迎えるだろう。安定した稼働率と賃料の上昇により、アジア太平洋地域のトランクルーム市場は北米や欧州といった成熟市場に追いつく」との見解