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東京エレクトロン(株)【8035】の掲示板 2024/04/10〜2024/04/16

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Investor LA88 強く買いたい 4月16日 07:19

〈2024年度業績展望(1)〉半導体装置、V字回復へ
AIやスマホ向け後押し、対中規制に懸念残る
日本経済新聞 朝刊 投資情報 (18ページ)
2024/4/16 2:00
 2024年度の企業業績はどう推移していくのか。4月下旬に本格化する決算発表を前に、主要5業種の展望を探る。初回は市場の注目度が高い半導体製造装置をとりあげる。

 半導体装置大手の業績はV字回復する見通しだ。24年度の市場予想の連結純利益は23年度の会社推定比で2けた増が目立つ。スマホやパソコン向けの需要が24年度後半に回復に向かう見通しであることに加え、人工知能(AI)や電気自動車(EV)向け半導体の投資も活発なためだ。

 半導体の国際団体SEMIは、24年の同装置の世界売上高が2年ぶりに増加し、23年比4%増の1053億ドル(約16兆円)になると予測する。需要の波の振れ幅は以前より小さくなっており、再び成長局面に入るとの見方が多い。

 最大手の東京エレクトロンの25年3月期の純利益は、市場予想平均(QUICKコンセンサス)で4508億円と24年3月期の会社推定から33%増える。製造装置は主に、半導体ウエハーに回路を形成する前工程、加工や検査などの後工程に分かれ、東エレクは前工程に強い。モルガン・スタンレーMUFG証券の和田木哲哉株式アナリストは「前工程では、24年後半にかけて(記憶用メモリーの一種の)DRAM向けが大きく伸びる」とみる。
 長期記憶用のNAND型フラッシュメモリー向けの復調やAI関連需要の拡大も収益を押し上げる。東エレクの川本弘常務執行役員は「今期の第4四半期業績は大幅に回復する」と話す。米国がハイテク分野で対中規制を強める中、中国で半導体の内製化が活発なことも追い風だ。「需要の先食いという感覚はない」(川本氏)といい、今後も旺盛な需要が続く公算が大きい。
 昨日、下値で買い増し済み。