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南海プライウッド(株)【7887】の掲示板 〜2015/04/28

>>790

おっしゃる通りだと思います。超少数株主だって、その持ち株分の権利はあるわけですから、会社側へ地道に訴えるのは大切ですよね。

一方で、adv_resqさんがおっしゃっている通り、「誰も買わないから割安」というのも事実であり、会社側にやる気がないなら、会社側に適度な危機感を感じてもらうような状況(それが本来の上場企業の姿だと思いますが・・・)にするための別の方法がないかな、とかずっと考えています。

ここ、南海プライウッド(7887)と同じように、
①オーナー一族、関連企業が大株主になっていて、市場流動性が低い
②実質無借金で、超優良財務
③利益も安定的に出しており、ビジネスも概ね順調
④にもかかわらず、市場での人気がなく、株価が低迷していて、超低PBR(<0.5)が継続している。

これらの条件を満たす小~中規模の上場企業、今の日本には結構な数が存在しています。
例えば、4033(日東エフシー)、4464(ソフト99)など。
(小~中規模上場企業というのがポイントで、大規模の場合、投資家も投資金額が多いので、IRもそれなりにプレッシャーを受けるのでしょうが、小~中規模の企業群は放置されがち?)

NISAが始まり、政治は貯蓄から投資へ、という動きを応援しています。個人金融資産は1500兆円あるのに、国の借金は1000兆円あってしかも増え続けているという、いびつな状況。この状況を放置すると、世代間格差・貧富の格差は拡大し、中流層は下流層へ少しずつ転落する一方で、ごく一部の裕福な人はさらに相対的に裕福になります。

オーナー企業の創業者一族の方達は、別に悪い事をしているわけではないんですが、結果的に、この「ごく一部の裕福な人」に相当すると思います。今のまま何も変わらないと、相続によって、経営権と資産は相続される一方で、法人である会社は、(事業利益の一部は税として国に還元されるものの)土地や資産は低株価という形で実際の価値よりも低い価格で評価され、納税額も少ない状態で済まされるんじゃないでしょうか?

数年前の物言う株主ブーム(ユシロ・ソトー・ブルドックソース等の敵対的買収が話題になりました)の時のように、外資系ファンドや、一部の人だけが短期で暴れまわり、金を奪い取っていくというのはそれはそれで問題だと思うのですが、NISAで投資を始めるような中流層・若い人にも幅広く恩恵が行き渡るような形で、株価が本来あるべき価格に上昇するのが理想だと思います。

大きな話ですので、そう簡単ではないとは思いますが。

*3社とも、私は中長期投資目的で超少数株主になっており、値上がりを願っての私欲も入ってのコメントです。ご了承のほど。

  • >>791

    私も割安株が好きで、日東エフシーやソフト99は持っています。
    どちらかというと割安&優待で購入した銘柄です。
    日東は800円近くで購入し塩漬けですが、ソフト99は買値が450円弱と十分利が乗っています。ソフト99はいつも売却候補にするのですが、まだまだ割安と思い、なかなか手放すという判断にはなっていません。

    さて割安株への対処について私なりの考えを整理してみます。
    株主の権利を調べると、会社法で
    一 剰余金の配当を受ける権利
    二 残余財産の分配を受ける権利
    三 株主総会における議決権
    と規定されています。
    一方投資家の利益として、キャピタルゲインとインカムゲインという言葉が使われています。
    株主の権利と投資家の利益がクロスオーバーする部分は、「剰余金の配当を受ける権利≒インカムゲイン(配当)」です。
    会社は株価を上げる事については責務は無いのです。ただ投資家が売買しやすくするための便益、株式分割や投資単位の引き下げなどは努力義務はあるでしょう。
    そうなると割安株にどう対処するのか
    会社側に求めることとしては
    ①配当を増やすように働きかけを行う
    ②自社株買いを働きかける(結果としてPER/PBRの一層の改善による価値向上)
    の二点に集約されるのではないかと思います。
    一方投資家としては、割安株である状態が続く限りその会社の株を買い続けるという手法も考えられます。
    ただ割安株は商いが細く、たくさん買うとEXITが難しくなる事も注意が必要です。

    要は配当の出せそうな割安株をじっくりと購入し、あわよくばインカムゲインで儲けるというのが理想形なのかと思います。