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キヤノン(株)【7751】の掲示板 〜2015/04/27

>>62038

◆2013/06/19 日本経済新聞 朝刊 13ページ

2013年度のデジタルカメラ大手8社のカメラ事業が回復に向かっている。一眼レフカメラの高級機の販売が伸びるキヤノン、ニコンの同部門の営業利益は前期比で5割増える。

今年度のデジカメ大手の出荷台数は大きく減る。ただ販売台数を減らすのは採算が悪化している低価格帯のコンパクト機。利益率が高い一眼レフやミラーレスカメラの販売を増やし、カメラ事業全体の利益率を改善させる。

キヤノンの部門別損益でカメラを主体とするイメージングシステム事業は13年12月期の営業利益が3059億円と前期比45%増える見通し。全体の出荷台数が11%減るのはコンパクトの今期販売台数を4月に引き下げたためで、利益率の高い一眼レフは12%増の920万台を見込む。一眼レフの小型入門機を投入して顧客層を広げており、円安効果も採算改善を支える。ニコンのカメラ事業の営業利益も円安や国内外の需要復調で14年3月期は55%増える。

カメラ映像機器工業会(CIPA)によれば、一眼レフの出荷は今年2~3月に在庫調整の影響で前年同月比3割減ったが、4月は同3%減に持ち直した。国内での販売が持ち直しているほか、海外でも緩やかに回復。国内外で年後半に向けて一眼レフなど高級機の販売を積み増す。

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  • >>63839

    ◆2013/08/08 日本経済新聞 朝刊 1ページ

    キヤノンは先端の医療機器である遺伝子診断装置を米国で生産する。東部バージニア州に製造拠点を設け、2015年にも量産を開始。製品開発を含めた総投資額は約100億円を見込む。キヤノンは医療分野を複合機やカメラなどに次ぐ主力事業に育てたい考えで、先端医療が普及する米国での機器の開発・生産を強化していく。

    ニューヨークで取材に応じた御手洗冨士夫会長兼社長は「10年近く研究開発を続け、ようやく製品化のメドがついた。(遺伝子診断装置は)米国生まれのキヤノン製品の第1号になる」と述べた。

    遺伝子診断装置は個人によって違う遺伝子の特徴や変異を検査し、抗がん剤の効きやすさや病原体の有無などを判定できる。米調査会社によれば遺伝子診断検査の世界市場は18年に約360億ドル(約3兆6000億円)と12年からほぼ倍増するとみられる。

    キヤノンはデジタルカメラの撮影技術を活用。微細な検体を検査するためにかかる時間を従来の数時間―数日から1時間前後に効率化できるという。今後、複数の研究機関で性能評価を重ね、15年に米食品医薬品局(FDA)の認可を取得するための臨床性能試験を実施。認可が下り次第、プリンター用トナーカートリッジの一貫工場があるキヤノンバージニアの敷地内で生産を始める。

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