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(株)東京精密【7729】の掲示板 2024/02/06〜

先月の、3Q決算説明会で、会社側は「次のサイクルで⼤きな成⻑が実現できるとの考えは変わらず」と述べています
(IR資料 説明会資料(ノート付き)にもわざわざ記載されています)

プローバ(ウェハ検査装置)そのものの仕組みや機能は、DRAM向けとHBM向けとで格別、異なりません(HBMはDRAMを積層して製造されるが、ウェハ検査は、DRAMを製造する工程で行われる検査です)

プローバの供給者(東京精密)側からすると、顧客が買うプローバがDRAM製造のために発注されるものか、HBM製造のために発注されるものか、という話はもっぱら顧客サイドの事情という話になります。
したがって、顧客側の予定(HBM増産に対応するためプローバを発注見込み)を聞いていても、その話を、供給者(東京精密)側のIRのネタとして、アピールするということは控えざるをえないということになります(HBM製造に特化した装置や材料の話であればともかく、プローバはそういう装置ではないため)

アウトサイダーとしては、事業環境と、会社側の「次のサイクルで⼤きな成⻑が実現できるとの考えは変わらず」というアピールから読み取るしかありません。

それが、ここの「出遅れ」の本質と思います。